入院してから3日目の朝。
先生から「午後からお腹の手術するね」と言われました。

手術時間が大体4~5時間掛かること、全身麻酔で行うなど説明を受けました。

説明を受けた後、何を思ったのか私は電話を掛けてました。
掛けた先は、普段 ホルモン療法を受けている先生の診療所でした。
その先生は私が性別適合手術を受けた時の医療チームの1人でもありました。
腸閉塞になってしまったことを話し、午後からその手術を受けること、入院中はホルモン療法はどうしたらいいか聞いていました。

「SRSを受けて2ヶ月も経ってから、それが原因で癒着を起こすことは可能性としては低い。注射は退院してからでいいよ、今はしっかり治して下さい。お大事に」

とのこと。
先生も忙しい…。

手術は午後1時から。
看護師さんから手術用の服に着替えるように指示を受け、鼻から腕から管が通ってるので着替えを手伝ってもらい。

手術着に着替えさせてもらって、時間が来るまで待ちます。
SRSの時の横切開の傷跡を見て、またお腹切るのかなとかイレウス管が気持ち悪いなとか、それよりお風呂入りたいとか色々考える訳ですが、考えていたら眠たくなってきて。
手術どうなるんだろうという不安は無く。

時間になり手術室へ呼ばれ、何故か 歩いていきましょうと看護士さんに誘導されて 点滴達をぶら下げながら 覚束無い足取りでゆっくりと移動しました。
助手担当の方が待ってくれていて『あれ?車椅子使わなかったの、大変だったんじゃない?』と。
連絡ちゃんと回ってないのかしら…。

手術室の中に入り、まな板の鯉に。
執刀医も入ってきて これから始めるとか。

先生『こわい?』
私『…ねむい』

笑われて点滴から麻酔入れられ、身体が痺れる感覚。
意識遠のくのはSRSした時より早かった。


手術中は身内の人が待機しなければいけないらしく、母親が待機してくれていたそう。


麻酔で眠らされてる間、また仕事してる夢を見てた。
本業でなく副業の。

17時半くらいには終わってたそうで意識回復を見られてから病室に運ばれ。
母親が来て 大丈夫かと聞かれ、痛いと答えて。
先生に呼ばれ、術後の説明を聞きに行ったみたい。

お腹が痛い。なんか刺さってる…?
ねむい、痛い。おしっこ行きたい、、行けない…。

う ご け な い 。


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