マレーシアでも、日本から少し遅れてiPhone Xが発売になりました。

年末の一時帰国で、どのiPhoneを買うかの検討もほぼ終了。
どうしてマレーシアで買わずに、日本で買うのか。

ズバリ、それは安いからです!

海外在住の日本人に限れば、大きく2つの理由で、世界で一番安くiPhoneを買えるのは日本なのです。

一つめの理由は、通貨レート。通貨の交換比率です。

全世界で販売しているiPhone、Apple本社が決めた各国の現地通貨での価格があります。通貨レートは日々変動しますが、販売額は基本的に固定されているので、購入時期により外貨の購入額が変化します。

マレーシア在住なら、円とリンギットを持っている筈ですが、東南アジア諸国の現地販売額を各々換算してみると、最近は日本の価格が常に最安値になっています。
もちろん年末までに大きな変動がある可能性がありますが、その時は買わない選択肢もあるので問題ありません。

もう一つの理由は、消費税の非課税。
少し前の爆買いがきっかけで、日本国内の免税事業者の数が増え、免税手続きも驚くほど簡単になりました。

家電量販店など訪日観光客が多い小売店の多くで消費税なしで買物が出来ます。Apple直営のAppleStoreも免税店。ビザがある海外居住者なら免税での買物が可能。パスポートさえ持って行けば、非課税価格で購入可能です。

日本の免税手続きは世界的にみても非常に簡略。欧米諸国のような還付手続きも必要なければ、出国前でも購入品を使用可能、出国時に現品を見せる必要もありません。

家電量販店によっては外国発行のクレジットカードを使えば更に割引されるキャンペーンを行っている時もあります。

出国時はパスポートに綴じられた伝票を国税カウンターに提出すれば全て完了。

例えば10万円を超えるiPhoneなら、2万円近くも安く買える可能性もあり!

通貨レートを見極めて、日本・マレーシアどちらのカードを使うかを決めるのも重要なポイントです。

マレーシアリンギットを沢山持っていれば、最近はリンギット高、円安なので、マレーシアや香港、台北、シンガポールなどで非課税で購入するのもありかもしれません。

どちらのにせよ、安く買うためには、少しの努力が必要なのです。