めるものえいごBack Numberをご紹介!
とは、本場大阪弁を使いこなす英語講師が英語文法をさらっと解説。TORJA(トロント日系フリーマガジン)にて連載中!オフィスでも一部閲覧いただけます
こんにちは!
文法ネタもはや15回目となりました。
ただ、いくらいくら正しい文法で話していても、なぜか伝わらない!
そう、発音に対しての悩みはつきないですよね。
鬼門とも言える「LとR」や「VとB」の発音方法は学校などでも散々勉強すると思いますが、それが発音できるかどうかはまた別の話。
今日は特に日本人が間違いやすい発音をご紹介します。
①「W」/w/
まず、唇を「ちゅー♡」する時の口にして、手の甲などにあててみてください。そこから唇を離す、通常の形に戻す、その時に出す音が/w/。
カタカナで言うと「ウォ」に近い音です。
それに対し、日本語の「ウ」は、「ウッ、やられたぁ~」のようにはのどの奥から出す詰まった音です。
音が出てくる場所からして全然違うのが分かるでしょうか?
woodなど、wが最初に来る単語であれば、ちゅーする時の口の形からスタートです。間に入るquit, sweaterなども、w用に唇を前に動かさないと音が出ません。quitを日本人では「クイット」と発音しがちですが、韓国人も同じく苦手で、「キット」と発音しますね。
②「s」「sh」/s/ ・/ʃ/
口にペンをくわえて、唇が横に広がっていることを確認したら、舌の先だけ歯の間に出して息をもらす「すぃ~~~」という音が/s/です。同時に日本語で「す」と言ってると、なんか喉もちょっと動いてます。
「s」は喉の音は一切使わず口先で作る音で、日本語の「す」とは違う音です。また、/ʃ/は舌は口の中にしまっておいて、唇を突き出し歯の間から音を押し出すので「シュー」という音に近いです。
ここが混ざってしまうと「sit down」を「うんこ、おとせ」と発音してしまいます。
③「i」/i/
母音(a,i,u,e,o)は「アイウエオ」とは違います。
日本語で「い」は、唇を横に広げて歯は閉じて出す音ですよね。
でも/i/は、口を少し開いて、歯のちょうど間くらいの空間に舌を浮か
せた状態で出す音です。やってみると全然違いますよね。
改めてさっきのquitを「クイット」とカタカナ発音すると英語とかけ離れた音になるのが分かります。
④「L⇔R」/l/・/r/
さて、日本人をとにかく悩ませるこの2つの発音の違い。
とりあえず発音して分かってもらえないのは諦めるにしても、スペルを伝え合う場面でも、「2つ目、アールだよね?(と言ってるつもり)」
「No, no it is rrrr!(エルに聞こえられてる」「え?違うの?じゃあ、エル?(もう、わけわからん)」「What? I said rrrr! 」 と、もうわてほんまによう言わんわ!とちゃぶ台返ししたくなることがありませんか?
/l/は「エ・ル」の音の最後、舌は上の歯茎のすぐ上に“くっついた”状態です。
/r/は、「アー」の後、舌をくるっと後ろ(喉)向きに丸め、口の中で宙に浮いてる状態で出す音。
舌はどこにも “くっついて” いません。一方、日本語の「る」は、口の中で舌を巻いてさらにちょっ
と口の中で動かして作る音です。舌がぴろぴろしますね。
「分からんかったらとりあえず巻き舌にしとったらえぇんちゃうか」と思いがちですが、巻き舌にすればするほど、「え、舌どこ?」と余計に聞き取りにくくなります。
この舌の位置(静止状態)をはっきりと示すと、言い間違い、聞き取られ間違いがぐっと減ります。
また、発音記号?しゃらせぇ!と無視していませんか?発音記号が読み下せると実は英単語の発音は飛躍的に楽になりますよ!そんな偉そうなことを言ってますが、マクドナルドで、a cup of water, please?と言ったら、” a Quarter Pounder?” と聞き返された私です。思わずドライブスルーのマイクに、「いや、なんでやねん」と突っ込んでしまいました。
英語の発音は日本人からしたらとてもトリッキーで難しいところがありますね。
学校でももちろん勉強しますが、
放課後も何かスピーキング強化につながることをしたい!という方、
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