知人から大きなスイカが届きました!

とっても甘くておいしいです。

しばらく楽しめそうでうれしい限り。

梅雨を追い越して初夏の味です。

 

みなさんはどんな1週間を過ごされましたか?

 

今週印象に残った一冊を紹介します。

山下洋輔さんの

『猫返し神社』です。

 

 

 

 

ジャズ界の巨匠、山下洋輔氏が描く愛猫との生活。
個性あふれる猫たち翻弄されながらも、やっぱり
愛さずにはいられない日々を綴ります。

 

山下家で暮らす三匹の猫たちが、はじめておうちにやってきた
時の様子から、すっかり慣れて日々やらかしている様子まで
愛情たっぷりに綴るエッセイ。


先住猫アーちゃんは、基本愛想なし。でも奥さんのことは大好き。
次にやってきたピロちゃんは山下さんラブで、のしあがって
きては山下さんを揉みほぐし、喉を鳴らす。
そしてやんちゃな美猫、リーちゃんは脱走の名人。

以前も猫と暮らしていた山下さん。


ある日、当時飼っていた白猫ミオちゃんが脱走。
捜索に出かけた山下さんが、途中立ち寄った神社で、

戻ってくるよう神様にお願いしたところ
何とミオちゃんが帰ってきたという。
そして、しばらく後、今度はピロちゃんが行方不明に。
この時も神社へお参りしたところほどなくして

戻ってきたそうです。

 

こうして猫返し神社、という新たな称号が加えられた神社は
山下さんにお礼を言いつつ、猫返し神社にふさわしい由来も
作られたそうで…。
なんだか適当でいいですね。
むしろ、猫好きさんたちが神社の事を聞きつけて、猫返し

神社としての地位を確定させたのではないかと。
猫を愛する心は強いですね。

 

山下さんの文章はとても軽快でテンポ良く、ユーモアと
愛情に溢れていて、読んでいて気持ちが明るくなってきます。
平たく言えばうちの猫がね、っていう自慢話なんですが(笑)。
飽きずに読めますし、実際猫を飼っている方であれば
ああ、あるある、と思わずうなづいてしまうネタもてんこもりです。

 

フリースタイルジャスで名を馳せた山下さんも
爪を切らせてくれない愛猫の爪立て攻撃に唸り、
脱走した猫を捜索中、おとなりさんちの車の下を覗き込んで
怪しまれるなど、猫たちの行動に振り回されっぱなし。

猫のいたずらに呆れ、感心し、美しさにため息をつく。
猫の表情にブルースを感じるなんて、山下さんの感性
ならではですよね。
猫との生活って、やっぱりいいな、と感じさせてくれます。
大変なことすら面白がれる感覚は見習いたいです。

猫好きの方も、そうでない方も、
猫ってどんなもの?猫好きの人間ってどんなもの?
ということが非常によくわかる、楽しいエッセイです。

 

先週立てたこの1週間の目標は

●1日1記事を更新する

●イラストに色をつける

でした。無事に達成することができました!

次の一週間も、同じように更新することを自分の目標にします。

 


〈今週 読了した本〉

『七時間半』 獅子 文六著

『手紙屋 蛍雪篇』 喜多川 泰著

『あなたは、だれかの大切な人』 原田 マハ著

『スピ☆散歩5 ぶらりパワスポ霊感旅』 伊藤 三巳華著

『猫返し神社』 山下 洋輔著


〈現在 読書中の本>

『日本の家』中川 武著

『えどさがし』畠中 恵著


〈今週購入した本〉

なし

 

 

 

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