平成29年度 神奈川県公立高校入試の結果の考察①【英語】 | 横浜市東戸塚にある個別指導塾教室長のブログ

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神奈川県の公立高校入試の受験情報や小・中学生の学習指導について綴っていきます。

●合格者平均【英語】:51.9点

●合格者数:43,476人

 

上の画像のオレンジの部分が合格者平均になります。グラフがなだらかになっていることから、『英語の得点力の有り無し』がはっきり出ていると思います。また、平均点以下の生徒が49.3%とほぼ半数近くいて、1~10点の生徒も約913名(43,476×2.1%)います。10点以下でも合格している生徒がいることに驚きましたが、英語が苦手でも志望校の選択次第では合格できるということです。

 

また、下の画像は英語の正答率を表にしたものです。

 

●実施結果の概要【英語】※神奈川県HPより

「聞くこと」「書くこと」「読むこと・書くこと」についての基本的な問題の正答率は高かったが、まとまりのある英語を聞いて要点を理解する問題、資料から情報を整理して英文を作る問題の正答率は低かった。

 

上記の表から、正答率50%以上の問題を正解できていれば60点も取れます。県が発表している実施結果の概要からも基本的な問題の正答率は高かったと思います。特に問3【語句補充問題】は正答率50%以下が1問もないので、ミスが許されないところでした。

 

問4【並べ替え問題】(ア)関係代名詞、(イ)think that 構文、の問題の正答率が低かったです。問2~問4は地道に文法演習を繰り返すことで、得点力が付いていくので不断の努力が問われていると思います。

 

問5・問6【英作文】については、上位校(偏差値52~56)以上を狙う場合は差が付くところだと思います。ただ、時間配分を考えればここでムリせず、問7からの英文読解に時間を使うのもアリですね。

 

問7~問9【英文読解】は正答率50%を基準に考えると、それぞれ2問は正解できていることになります。試験時間に余裕があれば、問8(ウ)【正答率48.5%】なんかは正解できた生徒は多そうです。つまり、英語の読解問題を得点源に出来るかどうかが、得点力向上のカギだということです。

 

STEP平均では、偏差値60以上の高校を受験した生徒たちの英語の点数は80点以上になってきています。正答率50%以上は確実に得点することはもちろん、正答率50%以下の問題で20点以上を得点できるように実力を付ける必要があると思います。

 

 

 

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