2017年エリザベート王妃国際音楽コンクール(チェロ部門) セミファイナルの結果発表 | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

現在、ベルギーで2017年エリザベート王妃国際音楽コンクールが開催されている(公式サイトはこちら)。

今年は、チェロ部門。

セミファイナルの結果が発表された。

 

【ファイナリスト】

Santiago Cañón-Valencia (°1995 Colombia) ○
Brannon Cho (°1994 United States of America) ○
Sihao He (°1993 China)
Victor Julien-Laferrière (°1990 France) ○
Seungmin Kang (°1987 Korea)
Ivan Karizna (°1992 Belarus) ○
Maciej Kułakowski (°1996 Poland) ○
JeongHyoun (Christine) Lee (°1991 Korea) ○
Yan Levionnois (°1990 France) ○
Yuya Okamoto (°1994 Japan) ○
Aurélien Pascal (°1994 France) ○
Bruno Philippe (°1993 France) ○

 

なお、○をつけたのは私がファイナルに残ってほしかった16人の中の人である(その記事はこちら)。

 

12人のところを16人選んでいたのでずるいのだが、気に入った演奏家がほとんど残ってくれて良かった。

Sihao HeやSeungmin Kangも、私は結局選ばなかったが、選ぶかどうかかなり悩んだほどうまかったし、選んでいた中にも、例えばAstrig Siranossianなど、落ちるかもなぁと思いながら選んだ人もいたし、まぁ全体的には妥当な審査結果と言えるのではないだろうか。

 

私にとっては、ピアノのコンクールよりも、弦楽器や管楽器のコンクールのほうが、審査結果に納得できることが多い気がする。

押せば鳴るピアノと違って、弦楽器や管楽器は「音を作る」ところから始めなければならないので、細かな技術の差が歴然と出てくるためかもしれない。

あるいは、弦楽器や管楽器のコンクールは、曲目に制限があることが多いため、同じような曲だと比較しやすいという面もあるかもしれない。

 

ファイナルは、5月29日~6月3日に開催される。

楽しみである。

 

 


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