NHK モーガン・フリーマン 時空を超えて「太陽のない世界 人類は生存可能か?」5/25放送 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

太陽は、地球の受ける光をほぼ支えている。太陽なしで人類は生きられるのか?

 

ピーター・シュレイダー(天文学者)
太陽はあと50億年で水素を使い切り、次にはヘリウムによる反応に切り替わる。いずれ太陽は巨大化して水星、金星、そして地球も飲み込む。

 

グレッグ・ラフリン(天文学者)
地球を太陽から遠ざける方法。小惑星を地球に近づけて、スイングバイの原理で少しづつ太陽から遠ざける→重大なリスク。遠ざけるには数百万回行う必要があるが、コースを少しでも誤ると地球に衝突(元も子もない)。

 

クリス・マッケイ(天文界のインディ・ジョーンズ)
火星に温室効果ガスを定着させて移住する。パーフルオロカーボンを生成→100年で移住が可能になる。
ただし火星への移住は一時的な解決策。ヘリウムによる反応を経て太陽は最終的に白色矮星となる。

 

エド・モーゼス
水の核融合でエネルギーを創生→自ら太陽を作る。

他の星への輸送
小さなブラックホールを宇宙船に繋いで前進。

 

アンソニー・アギーレ
宇宙は繰り返し生まれるもの。インフレーションにより今も宇宙が生まれている。
新しい宇宙を作っても人類を運べない。
ワームホールを利用すれば可能→現在の地球文明はタイプ0.7の位置付けであり無理。
時空の構造の制御(負のエネルギーが必要)。


感想
例によって中途半端な技術番組。
太陽の寿命が有限である事、終末期には膨張する事などを捉えて、その方面の学者のアイデアを寄せ集める。
ただ、途中からブラックホール利用、ワームホールで人類を移送とか、だんだんと怪しくなって来る。

 

火星のテラフォーミングに関する論文(大学の卒論)
http://www.hino.meisei-u.ac.jp/phys/astrolab/stu/2012/Akiba.pdf

宇宙文明のタイプ
http://www.thedarars.com/archives/395