for all

一日をはさんで、高校ラグビーの続きです。第一試合は思わぬ結果となりました。私だけかも知れませんが。ま、時の運、勝負事に付き物です。でなければ、万馬券は存在しないことになります。雨も上がりました。移動します。同じところで見ることはありません。横目で観戦しながら、あっちへこっちへと体を運び、いろんな所から、角度から楽しみます。移動中の一コマ。サブグランドです。といっても、歴とした試合会場です。観客はプレーヤーとまったく同じ視線で観戦します。華やかな第一グランドの裏で、熱戦がここでも繰り広げられていました。ちなみに2グランドあります。第二試合が始まります。まずは、観客の少ないバックスタンド最上部から観戦。メインスタンド銀傘の下に人が集結しているのがよくわかります。シートは水浸しです。グランドコートを着ています。濡れるのもいとわず座ります。白熱したプレイが繰り広げられます。前半終了。後半に入ります。終盤から関東チームが地域を支配するようになります。ゴールポスト裏へ移動します。関東チームは劣勢を挽回しようと振り絞ります。関西チームは食いしばります。テレビでは見ることの(少)ない霞がプレーヤーを包んでいます。集団の熱気が湯気となり白い炎がこちらにまで襲い来るように燃え上がっています。ロスタイムの告知がありました。一分です。スコアボードの針が真下を指しました。一分はとうに消費しました。プレイが途切れません。どちらかが反則をすればその時点で勝敗が決します。一方はキックが決まれば同点に持ち込めます。一方は楕円を奪えば勝利です。長い。途切れることがありません。手に汗を握ります。その時がやってきました。無念と歓喜が交錯します。あと1m、まだ1mの願い。その結末です。グッドゲームに 一服。

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