Hi everyone!
お元気ですか?
古賀くんが来た翌日に、突然カリフォルニアの友達から連絡がありました。すでにラスベガスに来ているとか。
なぜか彼女が来る時は、いつも誰かと重なる…。
でも今回はせめて1日ズレていたので2年ぶりの再会と相成りました。
こうして2日続けて、主人を家に残して友人と会いに行くのも、本当に久しぶり。
昨日は夕方にお茶しただけですけどね。
ささやかなヨメの夜遊び。
さてついに!主人の抗ガン剤投与は、
明日が最後。イエーイ‼︎
抗ガン剤による副作用防止のお薬が2つあるので、抗ガン剤が終了すればそれも飲まなくていいだろうし、朝起きた瞬間から寝るまで薬漬けだった生活も、一旦は終わりです。
主人には、いっぱい抵抗もされたけどとりあえず、
「よう頑張ったね」
と労ってあげたい。
放射線治療も本来なら同時に終了する予定でしたが、レイバーデイの祭日と、UCLAに行った日と、そして1日はマシンの故障でスキップしたので、この3日を来週に埋め合わせしなきゃいけないのです。
主人はこの抗ガン治療が終了するのを、どれほど心待ちにしてきたことか。
でも前回UCLAに行った時、オザー先生は、放射線治療はこれで終わるけれど、抗ガン剤は少し休んでまた始まるとおっしゃったんですね。
膠芽腫(グリオブラストーマ)は不治の病だから、可哀想だけれどこの先、治療が完全に終了することはありません。
でも主人は、自分の病名がグリオブラストーマだと知っているだけで、どういう病気なのかの知識はごく僅か。
本人が知りたくないと、知ることを拒否し続けているのです。だからこの治療が終わったらそれで終わりだと思っている様子。
「こんな薬漬けの生活は、できるならもう一生したないわ」
と言うけれど、オザー先生が抗ガン剤は続くとおっしゃった時、主人もいたのです。
病気のせいなのか、聞きたくないことは無意識のうちに忘れてしまうのか…。
オザー先生には、初めてお会いした時にも不治の病だとポロっと聞かされたのに、それも記憶にないのか、あるけど蓋をしてしまったのか…。
でもそれで主人が前向きに治療に取り組むなら、知りたくないモンは知らんでよろしい、と思って来ましたが、実は心の奥底でいつも怯えているのでした。
だって、いつかはどこかで気づくわけだから。
その日が来るのが、主人のために私は怖い。
抗ガン剤はいっとき休憩するだけであって、これからずっと飲み続けなければいけないと知ったら…。
古賀くんがくれた竹内まりやの『人生の扉』。
聴きました。
そして泣きました。
満開の桜や色づく山の紅葉を
この先いったい何度見ることになるのだろう。
ひとつひとつ人生の扉を開けては感じるその重さ。
ひとりひとり愛する人たちのために生きてゆきたいよ。
(作詞作曲:竹内まりや)
2番のこの部分で、涙がはらはらと頬を伝って落ちました。
私も愛する人のために生きていくしかない。
時間は限られているから。
限られた時間でも、与えられただけラッキーだったから。
私も主人のために、主人を護って生きていきたいと思います。
とてもイイ曲なので、もしご存知ない方は、よかったら聴いてみてください。
よく見たら、もう10年も前の曲だったんですね。
知らんかったんは、いつものように浦島花子さんだけやったんかも。
では、お元気で。
Have a nice day!
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