Hi everyone!
お元気ですか?
今日は、ひっさびさ〜のデートナイト。
1週間早いバースデーディナーに行ってきました。
私と次男は誕生日が1日違い。
昨年は、私の誕生日は主人と2人で食事に行き、次男の誕生日は4人で食事しました。
次男の誕生日を私のと合同でお祝いするのはどうもしのびなくて、ずっとその日は次男だけお祝いしていましたが、そうすると私の誕生日は息子たちと一緒にお祝いできないことに…。
そこで私たち夫婦2人だけのお祝いを前倒しして今週行い、来週は次男と私の合同バースデーディナーに行くことにしたのでした。
ややこしっ。
今年は特に、主人の治療完了を目前に控え(放射線治療をあと1日残すのみ)、やっとここまで来た感がいっぱい。
ワタシ的にはお疲れさまでした、主人としては内助の功ありがとう、とお互いにお互いを労いたい打ち上げのような心境でもありました。
なのでいつものバースデーディナー以上に、思い入れが重いほど詰まってました。
そこで行ったのはココ。
ここは5月の主人のバースデーで予約を入れていたのに、私が風邪をこじらせてキャンセルした曰く付き。
その頃から主人は徐々に体調を崩して、翌月には悪性脳腫瘍が発覚したのでした。
そういう事情があったので、今日のディナーを2人ともどれだけ心待ちにしていたことか。
『ゴードン・ラムゼイステーキ』を選んだのは、主人のバースデーをキャンセルしたので、そのリベンジな意味合いも。
ドクターにグラス1杯まではカクテルもOKを貰って、主人は半年ぶりにギムレットを。
珍しくサラダはいらないというので、私は英国エールのオニオンスープを頼んでみました。
フレンチと違ってチーズはないけれど、パンチが効いたコクがニクい。
「イギリスは料理が不味い」を、見事に覆したシェフラムゼイ。
このライトのせいで、写真全部ピンクですわ。
久しぶりなので、お肉トレーで部位の説明まで聞いて。
エラい美味しいと感動してはりました。
私はいつもの黒豚ポークチョップ。
当たり前やがな。
大のお気に入り。
ダンナはポークを食べないユダヤ系で、ヨメは、ステーキの牛肉臭さがイヤやと言う。
ここに私たち夫婦のカタチが凝縮されてます。
欲張らんとひとつだけにしたから、神様ヨロシク。
心の中ではモンペ履いて、「必勝」ハチマキを締めて、ロウソクを吹き消すのも気合いが入ってました。
思えば、あの時点で主人はすでに具合が悪かったのです。ストリップまでは出て行けないと踏んで、比較的近いお寿司屋さんに出向いたのでした。
でもまさか、悪性脳腫瘍という空恐ろしい病気に侵されているなどとは夢にも思わず、今にして思えばまだ平和だった頃。
体調は崩していたけれど「どうしたんやろ」と心配するだけの、この夏の悪夢に足を突っ込む前のことでした。
「オマエがおれへんかったら、きっと死んでたと思う」
私がいかに看病したかという話しになると、決まって声が震える主人。
私にしても、こんな風にまたデートナイトができるようになるなんて、あの絶望的だった夏の日々を思い出すと感慨深いものがあって胸がジーン。
一時的であったとしても、病気になる前の2人に戻ったようで、私はそれが嬉しかった。
昨日からラスベガスも一挙に気温が下がって、秋の訪れを感じるようになりました。
やっと夏が終わった…。それだけで私はバンザイ三唱したいくらい。
長い長い夏でした。
人生で一番長い夏でした。
でももう終わった。
これからも茨の道は続くけれど、少なくともこの夏はもう来ない。
ヨカッター。
秋さん、どうかお手柔らかに。
では、お元気で。
Have a nice day!
よかったら、ポチしていただけると嬉しいです。
人気ブログランキングへ