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カテゴリ:健康
こんにちは。 健康管理士で健康総合コンサルタントの武藤です。 さて、食物アレルギーの話の続きです。 食物アレルギーの原因となる食品で多いのは、多い順に並べると 鶏卵 39.0% 牛乳21.8% 小麦11.7% ピーナツ5.1% 果実4.0% その他18.4% となります。 (食物アレルギー診療指針から) 食物アレルギーが何故おきるかというと、体を外敵の異物から 守る免疫と関連しています。 食べ物も異物ですが、口から食べて腸で吸収されると、攻撃対象から 外れます。 しかし、炎症で荒れた皮膚などから、食べ物のかけらが体内に入ると 免疫に敵とみなされ、記憶されます。 いったん敵とみなされると、その食品は口から入っても攻撃され、 アレルギー症状が出ます。 完全な予防法はありません。 しかし、保湿剤を塗って肌を守ることで、予防できることが、期待 されています。 また、原因になりうる食べ物のカスなどを掃除で取り除くことも大切 だと言われています。 そんな意味で、かつては赤ちゃんの離乳食の開始を遅らせると良い と言われていましたが、現在はむしろ早めに始めたほうが、食物 アレルギーのリスクは下がると言われています。 さて、食物アレルギーの話の最後に、もし食物アレルギーが発症 したとこは、「エピペン」というアナフィラキシーショックの症状を 和らげる注射薬があります。 たぶん、幼稚園や保育園などには常備してあるはずです。 この注射は、緊急時には、医師や看護師でなくても打つことができます。 緊急を要するからです。 アナフィラキシーショックは命にかかわります。 食物アレルギーのアナフィラキシーショックに関して書きましたが、 もう一つ恐ろしいのが、「ハチに刺されたアナフィラキシーショック」です これも即、命にかかわることが多いです。 もし、ハチに刺された方がいて、顔が蒼白になったり、息が苦しく なったら、アナフィラキシーショックの可能性がたかいので、即救急車 を呼びましょう。 今日は食物アレルギーの話でした。
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Last updated
2018.02.08 09:08:58
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