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カテゴリ:健康
こんにちは。 健康管理士で健康総合コンサルタントの武藤です。 昨日、東京地裁が「ジャパンライフ」の破産手続開始を決定しました。 昨年中に、銀行取引が停止になり、事実上倒産状態でしたが、 今回は正式に裁判所からの決定がありました。 負債総額は、2405億円、被害者数6855名とのことです。 私も37年間、健康機器・医療機器の業界で、仕事をしていますが 「ジャパンライフ」の噂は、昔から業界では有名でした。 しかし、私たちは、私たちの市場で私たちの機械を販売するのが仕事 ですので、他社さんのことをとやかく言うことはありませんでした。 はっきり言って、私は業界に37年間いますので、いろんな会社が いろいろな販売方法で、機器を販売しているのを知っています。 「ジャパンライフ」は、ネットワーク販売と言われる販売手法を取って います。 このネットワークビジネスは「マルチ商法」とも呼ばれています。 ご存知の方も多いと思いますが、この販売方法の原点は、誤解を 招くこともありますが、「ねずみ講」にあります。 「ねずみ講」は現金を使った「無限連鎖講」と言われて、昭和の時代に 大きな社会問題になりました。 現在は、このお金の代わりに、商品を使ったねずみ算式の「マルチ」 販売になっています。 さて私は、このマルチ商法「ネットワークビジネス」を悪く言うつもりは ありません。 何故なら、合法の商法だからです。 合法ならば、その仕事をするのもしないのも本人の責任です。 ただし、「ジャパンライフ」のように、年配者に言葉巧みに近づいて 必ず儲かるからと高額商品を買わせるのは、最悪でしょう。 高額商品を買わせて、それを他人にリースして、配当を支払うという 商法ですが、年配者はそんなうまい話は無いと思いつつも、担当者 の親切な行動や巧みな言葉に騙されてしまうのです。 被害者の方々には、大変お気の毒なことですが、裁判になっても ほとんどのお金は戻らないでしょう。 老後に備えた大切なお金を、少しでも増やそうとする気持ちに、 付け込んだひどい会社です。 しかし、かわいそうですが、何事も自己責任です。 誰も助けてくれません。 投資をした方々には、くれぐれもまた同じような詐欺のような会社が 来ても、冷静に考えて、すぐに話に乗らないようにして欲しいと思います。 今日は、「ジャパンライフ」の話でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.03.02 08:53:10
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