4月5日、NTTデータがキリンと共同で、美味しいビールの提供を目的に、飲食店のビールディスペンサーに流量センサーを設置し、ビール消費量や洗浄状況のデータをリアルタイムに把握する実証実験を行うと発表がありました。
IoTを活用したビールディスペンサーモニタリング実証実験を開始

NTTデータは、開発したIoTモニタリングシステムを用いて、都内の対象となる飲食店のビール抽出・ビールディスペンサーの洗浄実施等のオペレーション種別を判定することで、消費者への高品質なビール提供、飲食店の売上向上、営業担当者の飲食店サポート品質向上等の可能性について検討するとのこと。



これにより、
・最適な樽サイズの選定
・飲食店の売上向上
・飲食店へのサポート品質の向上
に貢献できるのではないかと、NTTデータでは見込んでいます。

IoTとは、簡単に言うと、センサー(ここでは流量センサー)をもの(ここではビールディスペンサー)につけて、情報を収集すること。
これにより、今までデータとして蓄積していなかった、「飲食店がいつどのくらいビールを提供したのか」、また「いつ洗浄をしたのか」がわかるようになるようですね。
つまり目的のひとつに、今までビールディスペンサーをきちんと洗浄していないお店があって、それを是正したいというキリンビールの思いが見えます。

これにより、僕たちにとっては、ビールの品質が向上するメリットがあるようです。

ビールの品質や売上にまでIoTなど最新技術が使われるようになってきましたね。
以前に、「DNAからビールグラスを作る」(ビールニュース ~サントリー DNA GLASS~)や「AIを使ったビール造り」(人工知能AIを使って生まれたビール)などをブログに書きましたが、ますますビール技術に先進技術が取り込まれてきています。

ビールメーカーには、美味しいビール造りを続けていって、世の中に美味しいビールをたくさん届けてほしいですね。


 

 
読者登録してね
 
その他のビールブログはこちら(ブログ村)
 
その他のビールブログはこちら(人気ブログランキング)