【知る人ぞ知る!】アルゼンチン北部、ウマワカ渓谷の中でも特にオススメの「オルノカル」への行き方! | 世界を旅してたら台湾で中国語の先生になってました。

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知る人ぞ知るスポットを巡る

 

これまでの南米の旅では、マチュピチュやウユニ塩湖など「ド定番」の観光スポットに行っていましたが、最近は、逆に「知る人ぞ知る」スポットを巡っております。

 

以前にもクスコから簡単に行ける穴場オススメスポットの「ウマンタイ湖」を紹介しましたが、まだ旅人にあまり知られていない場所は意外と多いようです。

 

参考記事:【マチュピチュやレインボーだけじゃない】クスコから簡単に行ける絶景「ウマンタイ湖」に行ってみた。

 

 

さて、今回も「知る人ぞ知る」絶景スポットの1つを紹介します。『地球の歩き方』にも載っていませんよ!ちなみに2012年版しか持っていないので最新版に載っていたらスミマセン(笑)

 

 

まずは「ウマワカ渓谷」に行こう!

 

「ウマワカ渓谷」はアルゼンチン北部にあり、その美しく壮大な渓谷は南米のグランドキャニオンとも言われるほどで、2003年に世界遺産にも登録されています。

 

ただ、その名は日本人にはあまり知られてないようで、実際に僕が今この渓谷の周りにある見所を色々とまわっていても、日本人どころかアジア人をほとんど見かけません。ウユニ塩湖とは大違いです。

 

 

ウユニから「ウマワカ渓谷」への行き方

 

まず、僕がこの「ウマワカ渓谷」にどのようにしてきたか、簡単に説明しますと、かの有名なウユニ塩湖から、ボリビア側の国境のある街「ビジャソン」まで夜行バスで行き、そこからアルゼンチンに徒歩で入国し、アルゼンチン側の「ラキアカ」という街からバスで「ウマワカ(Humahuaca)」という渓谷の名前にもなっている小さな街にたどり着きました。

 

下の地図で言うと、上の方にあるウユニ(Uyuni)から青のラインを下ってきて、赤のラインで囲ってあるエリアまで来たということですね。このエリア一帯が南北に150㎞にわたって広がっている「ウマワカ渓谷」です。

 

ちなみにウユニからアタカマへ抜けるには緑のラインのルートを行く2泊3日のツアーの認知度が高く、多くの旅人が利用すると思いますが、僕は今回青のラインのマイナーなルートに挑戦中です。(次回はこのルートのことを詳しく紹介します)

 

 

 

赤いラインで囲ったエリアの中にある「ウマワカ(Humahuaca)」という街があるのが分かると思いますが、ここが今回紹介する、知る人ぞ知る絶景スポットの拠点の街となります。

 

ちなみに、ウマワカからさらに南に行ったところに「プルママルカ(Purmamarca)」にもレインボーマウンテンのようなものがあり有名ですが、絶対「オルノカル」には行くべきです。

 

 

いざ、14色の丘「オルノカル」へ!

 

ペルーのクスコから日帰りツアーで行ける「レインボーマウンテン」という場所が最近人気になっていますが、7色のレインボーを上回る14色です。まず色の数で勝っています(笑)

実際に14色あるかどうかは謎ですが、とにかくすごくカラフルだということを強調したいのでしょう(笑)

 

 

ちなみにレインボーマウンテンはこんな感じでした。

 

 

 

さて、オルノカルはいかほどに。

まずは下の地図をご覧ください。

 

 

 

 

ウマワカのバスターミナルから約300mほど離れた場所に「14色の丘に行く車の待機所」があります。待機所と行ってもただ単に道の脇に普通の車が停まっているだけです。その辺りまで行くと「オルノカル?」とドライバーが聞いてくると思います。

 

 

 

 

もうお分かりでしょうが、この「オルノカル」に行くのにレインボーマウンテンに行くようなツアーなどはなく、自分たちで車をチャーターして行くのが今のところは一般的なようです。

 

 

1台の車のチャーターは1000アルゼンチンペソ(約5500円)、これを乗車人数MAXの4人で割ることになります。よって4人集まれば一人あたり250ペソになります。(約1250円)

※オルノカルまでの往復の料金(入場料1人10ペソは含まれません)

※宿のスタッフに確認しましたが、この料金は固定だと思われます。

 

 

ちなみに、僕が行った時は3人のアルゼンチン人の旅行者がたまたま居合わせたので、彼らと一緒に車をチャーターしました。

 

街から「オルノカル」まで、3000mから4350mまで一気に山を駆け上がること約40分。その間の景色も壮大です。

 

 

 

 

そしてオルノカル直前でゲートで入場料を支払うと、目の前に14色の丘らしきものが見えてきます。その時点で既に圧巻の景色です。

 

 

 

駐車場からも十分綺麗に見えますが、もっと全体を見るために500mほどのトレッキングコースを歩きます。標高が4350mが高いので高山病には注意しましょう。(僕は既にずっと高地を旅しているので順応しており平気でした)

 

 

 

 

 

10分ほど歩くと景色がさらに開けます。

もはや絶景の一言。個人的にはペルーのレインボーマウンテン以上の感動を覚えました。(どっちも素晴らしいけど!)

 

 

 

 

時間は30分しかないので、ほとんどゆっくりする時間はありません。ドライバーと交渉する余地はあるかもしれませんが、きっと30分が一般的なのだと思います。

 

 

その後は、来た道を戻り、同じ場所に降ろされて終了です。

全行程で約3時間です。レインボーマウンテンのように朝早く起きる必要もなく、片道約2時間の険しいトレッキングの必要もないので、比較的楽に絶景スポットにたどり着くことができます。

 

そういう意味でもオススメです。

 

 

是非、近くまで来たらこの「オルノカル」を見逃さないようにしてくださいね!

 

 

 

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