おちょこで花を長く楽しむ方法 | フラワースタイリストささはらりきの、花のある暮らし方〜ヨーロッパのお花屋さんの花合わせ、色合わせ

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「わぁ~、素敵」と言われる贈り物にできる作品を作るのが、大得意。英国王室御用達花店、天皇家御用達五ツ星ホテル内花店の元スタッフ。

 

この時期のお花は本当に長持ちします。

レッスンで使ったお花もいつまでも元気でいてくれて、

嬉しい限りです。

春のお花(特にチューリップ)はグングン成長して

茎がどんどん伸びていきます。

 

こちらのお写真はヒヤシンスを一輪挿しにいけて

、楽しんでいたらつぼみが花を咲かせて頭の部分が

重くなってきて、おじぎをしてきてしまいました。

 

 

この後は・・・茎が重みに耐えられずグニュって折れてしまうのです。

 

 

そうなるまえに私は別の花器に活け変えてしまっています。

それがこちらのお写真。

 

 

実はこれは日本酒用のおちょこ

カッティングがキラキラしていて、

お花の魅力を高めてくれているところがお気に入り。

 

このときの活け方のコツ

 

①ヒヤシンスの頭の部分(花が咲いている部分)が器の

ふちにのっかるように

 

②茎を徐々に短くしていくことです。

 

③そして、茎は斜めではなく、まっすぐにカットです。

繊維質の茎なので、斜めにカットしてしまうとタコの足

みたいに茎の繊維がカールしてしまうからです。

なので、このおちょこのそばに花を持っていって、

茎の長さをあわせつつ、カットしていくのが良いと思います。

 

 

徐々にというところが重要だと私は感じています。

いっきにカットしてしまえば、時間がかからないのですが、

慣れない人にはその分失敗の確率も高くなります。

完成形が美しく見えるものは、時間や手間がかかっているものです。

刺繍とかアクセサリーとかもそうですよね。

 

 

私のお花のレッスンでもナチュラルに見えるほど、

きれいに見える法則がいくつか重なっていてできあがっています。

なので、初めていらした生徒さんは大抵びっくりされます。

「フラワーアレンジメントって緻密に作られていて、

想像していませんでした。」とおっしゃられます。

 

 

花材だけお渡しして、サンプルもデモンストレーションもなく

「自由にいけてね。」というお教室があると聞いたことがあります。

私はある程度経験がある人なら、創造性を高めるためにも

そのほうが良いと思いますし、そうあるべきだと思います。

 

でも、初心者さんや1Dayレッスンなどでたまにしか

お花に接しない方にはお花の特徴や活け方やテクニックを

お伝えしたほうがわかりやすく、完成度の高さへの近道だと

思っています。

何事も強固な礎の上に積み重ねていかないと簡単に

くずれてしまいますから。

 

マイフェアレディのレッスンでは、初心者の方でもできる

キレイにみえる法則をお伝えするマンスリーレッスンを

現在おこなっています。

これからの季節はバラを始めとするたくさんのキレイな花と

どんどんめぐり会えますよ~。

 

4月のレッスンでは、パンジーのかわいらしいシャポーを

つくります^^。

 

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【4月のレッスン お申込み受付中】

4月22日(土)10:30~13:00 パリの薫りのパンジーのシャポー

 

【5月のレッスン日】3月末募集開始予定

5月27日(土) 生花のアレンジメントレッスンです

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