この時期のお花は本当に長持ちします。
レッスンで使ったお花もいつまでも元気でいてくれて、
嬉しい限りです。
春のお花(特にチューリップ)はグングン成長して
茎がどんどん伸びていきます。
こちらのお写真はヒヤシンスを一輪挿しにいけて
、楽しんでいたらつぼみが花を咲かせて頭の部分が
重くなってきて、おじぎをしてきてしまいました。
この後は・・・茎が重みに耐えられずグニュって折れてしまうのです。
そうなるまえに私は別の花器に活け変えてしまっています。
それがこちらのお写真。
実はこれは日本酒用のおちょこ。
カッティングがキラキラしていて、
お花の魅力を高めてくれているところがお気に入り。
このときの活け方のコツは
①ヒヤシンスの頭の部分(花が咲いている部分)が器の
ふちにのっかるように
②茎を徐々に短くしていくことです。
③そして、茎は斜めではなく、まっすぐにカットです。
繊維質の茎なので、斜めにカットしてしまうとタコの足
みたいに茎の繊維がカールしてしまうからです。
なので、このおちょこのそばに花を持っていって、
茎の長さをあわせつつ、カットしていくのが良いと思います。
徐々にというところが重要だと私は感じています。
いっきにカットしてしまえば、時間がかからないのですが、
慣れない人にはその分失敗の確率も高くなります。
完成形が美しく見えるものは、時間や手間がかかっているものです。
刺繍とかアクセサリーとかもそうですよね。
私のお花のレッスンでもナチュラルに見えるほど、
きれいに見える法則がいくつか重なっていてできあがっています。
なので、初めていらした生徒さんは大抵びっくりされます。
「フラワーアレンジメントって緻密に作られていて、
想像していませんでした。」とおっしゃられます。
花材だけお渡しして、サンプルもデモンストレーションもなく
「自由にいけてね。」というお教室があると聞いたことがあります。
私はある程度経験がある人なら、創造性を高めるためにも
そのほうが良いと思いますし、そうあるべきだと思います。
でも、初心者さんや1Dayレッスンなどでたまにしか
お花に接しない方にはお花の特徴や活け方やテクニックを
お伝えしたほうがわかりやすく、完成度の高さへの近道だと
思っています。
何事も強固な礎の上に積み重ねていかないと簡単に
くずれてしまいますから。
マイフェアレディのレッスンでは、初心者の方でもできる
キレイにみえる法則をお伝えするマンスリーレッスンを
現在おこなっています。
これからの季節はバラを始めとするたくさんのキレイな花と
どんどんめぐり会えますよ~。
4月のレッスンでは、パンジーのかわいらしいシャポーを
つくります^^。
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【4月のレッスン お申込み受付中】
4月22日(土)10:30~13:00 パリの薫りのパンジーのシャポー
【5月のレッスン日】3月末募集開始予定
5月27日(土) 生花のアレンジメントレッスンです
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