ジョンソクくんたち、週末は、舞台挨拶で大忙しでしたね
公開以降、チケット販売数1位をキープし、公開6日目で、観客動員数100万人突破したとの記事がでていました
普段なら犯罪映画を見ない女性を集客した、キャスティングの効果かなと…
私も、ジョンソクくんがでてなければ、見ることはなかったタイプの映画です
ありがとうございます。
前回に続き、ネタバレを含む感想なので、知りたくない方は、ここまでで…
前回、必ずしも見なくてもいいと思うと言った「VIP」ですが…
今、改めて思うと、序盤の衝撃シーンを除けば、ストーリー的にはそんなに悪くなかったのかなと思います…
それでも、私的には、何度も見たい映画ではありませんが…
これは、好みの問題なので…
特に、血がドバドバが大の苦手で…
戦争映画とかも全くダメです…
といいつつ、チャン・ドンゴンとウォンビンの「태극기 휘날리며(ブラザーフッド)」は見に行ってしまいましたが…
話を戻して、「VIP」のストーリーですが、
北朝鮮から来た権力者の息子が、連続殺人事件の容疑者になって、その容疑者をめぐる韓国・北朝鮮・アメリカの攻防戦を描いた映画と聞いていましたが、背景を知らないと、もしかしたらピンとこないかもしれない、韓国と北朝鮮とアメリカの微妙な関係が基礎になっています。
アメリカと韓国の力関係、アメリカの思惑、北朝鮮の危うさが盛り込んである、韓国ならではの作品といえるかもしれません。
誰が政権を握っているかによって、犯罪者の扱いが変わるなんて、一般的な世の中ではあり得ないことが起こるのですが、そこがこの映画のポイントでもあります。
最後は、ジョンソクくんファンとしては、悲しい結末を迎えるのですが、それが正義なのかは個人的に疑問です…
ここからは、ジョンソクくんだけに関することですが…
タイのファンミで言っていた、「ほとんど服を着てない」件ですが、思ったより、服を着てました
なぜ服を着ていないのかという点ですが…、
同じくタイのファンミでの、ジョンソクくんの「被害者のほとんどが女性」という発言から、想像がつくかと思います…
この演出の仕方が、韓国内でも物議を醸しているところです…
確かに、気分が悪くなった私です
ジョンソクくん演じる、グァンイルについてですが、
そもそも、グァンイルは、アメリカの手引きで韓国に来る前から犯罪者だったのですが、自分が罰せられるなんて、ちっとも思ってもいません。
高慢ちきで、人を人とも思わない、精神的に問題のある、権力者のダメ息子ぶりは、本当に上手だったです
時には無邪気に、時には人を小馬鹿にして微笑む表情が、印象的でした。
でも、やっぱり、ジョンソクくんのいつもの表情も見え隠れしていた気がします。
それから、英語のセリフについてですが、
英語で会話するシーンが、思ったより長くて、韓国語で字幕がでるのですが、ジョンソクくんの話す英語も聞きたいし、字幕も読まないとだし、かなり疲労してしまいました
監督から、グァンイルは、海外で過ごした時間が長いから、ネイティブ並の発音で!と言われて、何度も練習したそうですが、ジョンソクくん本人も満足できてないと…
反対に、北朝鮮の発音は、ガッツリ北朝鮮ぽくする必要はないと言われたそうで。
最後に…
「VIP」は、日本で公開されるのでしょうか?
公開されたら、多分…見に行きます…
見に行くとしても、一人で行きたくないので、誰かと一緒に行きたいのですが、誰を誘うか、相手に困ってしまう気がしてなりません
その昔、韓国の語学学校に通っていた頃、そこまで韓国語も聞き取れず、内容も何も知らずに、ソン・ガンホの「살인의 추억(殺人の追憶)」を初デートで見てしまったことをふと思い出しました
この映画、内容はもう忘れてしまいましたが、「なんでこの映画を見に行ってしまったんだろう」と後悔したことは覚えています…
なぜか、韓国にいると、日本では見ないであろう、全く好みではない映画を見に行ってしまうことが何度かあります
「올드 보이(オールド・ボーイ)」とか、先ほどの「태극기 휘날리며(ブラザーフッド)」とか、「살인의 추억(殺人の追憶)」とか…
日本より、安いからですかね…
とりとめのない記事になってしまいましたが、
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました