心無い介助に終止符を | センリノコウモソッカニハジマル

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お世話になりました。

日曜日

母に会いに

病院へ向かい

 

面会時間

終了前ギリギリ

滑り込みセーフでした。

 

 

母に会えたのは

良かったのですが

 

聞きたくないものを

聞いてしまい。

 

見たくないものを

見てしまいました。

 

 

母の病室は

4人部屋です。

 

母の向かいのベッドが

カーテンで閉ざされていました。

 

カーテンの奥から

入院患者の

高齢女性の声が

 

「いたいー!」

 

「なにするのー!」

 

「やめてー!」

 

「なんて、ひどいことを!」

 

等々

 

絶叫です。

 

 

看護助手が

患者を介助していたのですが

 

雑というか

粗い感じです。

 

 

カーテン越しでも

雰囲気が伝わってきます。

 

 

母は

ベッドで臥床したまま

同室に入院している患者の叫び声を

呆然とした表情で聞いていました。

 

 

看護助手は

 

「世話してもらって、何という態度なの!」

 

「私が虐待してるみたいじゃない!」

 

捨て台詞を吐いて

病室を出ていきました。

 

 

行政が言っていた

「スキルの低さは違反ではない」

という言葉を思い出します。

 

 

あとから

入れ代わりで

看護師が病室に入ってくると

 

患者は

「さっきの介護士ひどいのよ!」

苦情を言っています。

 

ところが

看護師は

「いつも声が聞こえてるね」

スルーなのです。

 

 

こういったやり取りが

毎日

繰り返されているのでしょうね。

 

 

私は

看護助手の

スキルが低いのではなくて

看護助手に

心が無いのだと感じました。

 

 

母も

この病室で

介助をしてもらっているのですよね。

 

 

母も

この病室で

叫び声を上げているのかと思うと

 

本当に

いたたまれない

気持ちになりました。

 

 

知らない方が良い事実を

知っても大丈夫な事実に

改善してほしい

 

そう願うのは

現実的ではないのでしょうか。

 

 

私は

これから先も

心あるケアの実践を

続けていこうと思っています。