課題整理総括表と評価表 | センリノコウモソッカニハジマル

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お世話になりました。

介護支援専門員の方なら

課題整理総括表と評価表を

ご存知だと思います。

 

 

 

課題整理総括表は

利用者像や課題に応じて

適切なアセスメントを行い

利用者の状態等を把握し

その情報を整理・分析してまとめます。

 

評価表は

モニタリングによって

ケアプランに位置づけられた

サービスの評価・検証を行い
サービスを提供する関係者の間で

短期目標の達成度を分析してまとめます。

 

 

 

この課題整理総括表と評価表は

サービス担当者会議や地域ケア会議など

多職種協働の場面において

情報共有に活用されます。

 

そうすることで

次のケアプランに向けた

より有効となる再アセスメントが

実施できるのではないでしょうか。

 

 

 

しかしながら

こういった様式は

日々の業務において

活用されていないのが

現状です。

 

ケアマネジャーの言い分は

時間が無いとか

面倒臭いとか

そんな様式は知らないとか

様々です。

 

 

 

ケアマネジャーに

ケアプラン点検を提案すると

 

黙るとか、困るとか、怒るとか

 

反応も様々です。

 

 

 

サービス担当者会議を開催しないと

運営基準減算として

所定単位数の100分の70に相当する

単位数を算定することになります。

 

運営基準減算が

2月以上継続すると
所定単位数の100分の50に相当する

単位数を算定することになります。

 

半分減算ですよ?

 

 

 

減算していれば

お咎め無し

 

あくまでも「質の問題」

というのが

行政の説明なんですよね。

 

 

 

減算さえしていれば

問題ないという説明をするのに

 

どうやって

居宅介護支援事業者や

ケアマネジャーの

質の向上を推進していくというのでしょう。

 

悩ましいです。

 

何だか

矛盾しているように思うのですが

どうなんでしょうね。