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※にゃら~ずは里親募集を念頭に家猫修行中です。

現在募集中は『てうくん』のみですが、気になる方、にゃら~ずに興味を持って下さってる方、少人数予約制でお見合い、見学可能です。

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『A宅の猫たち』Brain for Cats ブログにて、21匹の猫たちの詳細情報(個体識別)をご覧いただけます。

 

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★報告★

4月になったら現地入りする予定でしたが、自宅次男の手術→介助生活と超高齢長男の介助で時間に追われていたオバハーン。

給餌・観察は相変わらずYさんにお任せしっぱなし、本当に頭が下がる思いでした。

前回、保護する際、又、葬いをする際にハードルになる部分を解消しようと、昨年末、施設に入っているA宅お母様との面会を求め関係機関と話し合う場を持って頂いたりもしましたが…

以降…
お母様に猫の話を持ち出すことは、施設で介護する方にとっては妨げになる…

とのお返事で、お母様が御自宅に戻られてからの交渉しか路はなくなっていました。

しかしそれは保護先を確保してから必要になる手順です。
それでも、交渉さえ上手くいけば、まずは亡骸を弔ってあげたかったのですが、現時点、それはまだ叶っていません。

不思議に思われるかもしれませんが、公言できない事実も含め、簡単なことではないのです。

私共が勝手に猫様を持ち帰ることはありません。
全て手順を踏むのは、問題を解決する目的で丁寧に動くことが、再発防止、根本から不幸な猫を減らし、幸せな家猫を増やすことに繋がっていくからです。

ボランティアの動きは、地域の方にとって教科書になるのだと肝に銘じなければならないと思っています。

現地の子達は春夏秋冬の厳しさや、外暮らしの危険、飼育者から与えられたものを口にし、誤飲・誤食の地獄…
衰弱したところに殺虫剤…
などの危険と常に隣り合わせの環境で、Yさん御夫妻を頼り、毎日給餌場に現れ、美味しいご飯をもらい…せめてもの幸せな時間を過ごしてきました。

今日、民生委員さんから残り1匹になったことの報告を受けました。
Yさんとも電話でお話をしました。

昨年末生存確認していた6匹のうち、1番心配なのはビッケでした。


ビッケは1月21日から給餌場にはこなくなり、それ以来姿を確認できず。
さくら🌸を保護する時、状態の悪いビッケかさくらが捕獲器に入るよう祈っていました…

ベルも同じ時期に姿を確認できなくなりました。


ベルは1番体調が安定している様子の子でした。
女の子らしい落ち着きがある子でした。

それから給餌場現れていた4匹のうちツバサは、5月13日までいつもと変わらない様子で現れていたのに姿をみせなくなりました。


ツバサはYさん御夫妻に1番心を許していました。
保護作戦の際、ツバサが捕獲器に入ったらYさんに意思確認しなければいけないな…
と勝手にですが思っていたくらい…
Yさん御夫妻のツバサを呼ぶ声も表情も、優しさに溢れていました。
昨年夏には激ヤセしていましたが、冬越しの準備をして、春まで頑張ってくれたのに…

その頃にメロンも姿を確認できなくなりました。


メロンはA宅お母様が手放さないと仰っていた子です。
その為、お母様が施設に入られるまでは基本は家によりついていましたが、娘さんだけになると、徐々にYさん御夫妻の方へ…

現地にはミロとツネだけになってしまいました。

そして7月9日からミロが給餌場に現れなくなったそうです。


ミロは私達が給餌活動に参加していた頃は、すばしっこいけど好奇心が強く、てうっちに似た性格でしたが、その後野良猫気質が養われてしまった感じでした。

それでも、最近ではツネと仲良くYさん宅に訪れ、慣れて自己アピールもしていたそうです。

まだ1週間ですから、またツネと現れてくれることを願いたい気持ちでいます。

ツネはひとりきりになって寂しそうですが、ちゃんとYさんを頼って通っているとのこと。


皆さんにとっては異常にも感じる速度…
かもしれませんね…

しかし、長年増えては減り、減っては増え、感染症が蔓延する現場で
十数年経過してから、管理、安定した給餌場、毎日欠かさず観察をしてくださる方が現れても、時は…

てうっち達保護がボーダーラインだった…
としか説明できません…




現地は新たな猫ちゃんが増えることなく、ゴミ屋敷問題以外は解決している現状です。

収束と言えば聴こえは良いかもしれませんが…
私達が入ってからの21匹、それ以前の数えきれない猫ちゃん達…その子達の為にも、多くの犠牲を出す前に出来ることを遡り考えてみてもらいたいと思います。

TNRは有効な手段です。
可愛い、可哀想と餌をあげてしまう前に、その子の背景を探ってみる気持ちを持ってもらいたいです。

TNRをされた子達は、病気、感染症の予防、頭数の管理が期待できますが、未手術の猫ちゃん達に混じっての外暮らしはより一層難しいものです。
TNRで終わりではなくTNRM…マネージメントの覚悟を持って活動を開始してもらいたいと願います。

数を救わなければいけない、TNRしたら安心…と思う以前に1番大切なことは何か考えてみましょう…

1人に救える命は無限ではないことを冷静に受け止めなければ、全てが中途半端になってしまい、誰も幸せにならない結果が出ても不思議ではありません。

それを考えた時
ひとりで多くの命と関わらなければならない現状を生み出してしまうことそのものが異常です。

そこを辿ると

管理を怠り無計画に増やしてしまったり

近隣から苦情が出ても、解決策を講じず、猫は自由だと持論を展開したり

必要な医療を受けさせなかったり

…個性的なニャンコ達を、よく観察もせず、大雑把にひとくくりで決めつけて、ひとつの命、心と向き合わない飼い方をする方をいかに減らすかが重要だと思っています。

猫の気持ちを知ろうとする方が増えることが重要だと思っています。

猫は繊細で個性的で…
猫の習性、アルアルは確かにありますが、本当にみんな性格が全然違うのです。

未だに猫は外に出るのが幸せだ!と誤解なさっておられる人の多さに溜息が出てしまいます。

度々お話してきましたが
外に出るのが幸せではなく、テリトリー内で安全、穏やかに暮らせることが幸せに繋がる…
つまりテリトリーのコントロールは飼主の責任であり、保護っ子であれば一定期間の我慢の先には長い幸せが訪れるのに…

諦めてしまう人の多さにも溜息が出てしまいます…
これは思い立ったら吉日、後戻り無し!
徐々に…とかいった話では逆に猫様が迷惑します。

よくみてください…
一定期間の我慢は虐待ですか?

それはあなたの言い訳ではありませんか?

外に出たり出れなかったりするのはかえってストレスを与えてしまいます。
外に出していて都合が良いのはあなたではありませんか?
本当にご近所に受け入れられていますか?

…猫様の自由を訴える前に、その猫様の為にしなければならないことがあります。

それを怠り矛先を世間に向けてしまうと解決できないどころか話は拗れます。

それが野良猫達の為になるのでしょうか…

少し書きすぎましたかね…
…これは飼い猫ちゃんの話です。

近所のTNRをすすめ、自宅敷地内、又は決まった給餌場でマネージメントしている方に向けた話ではないとご理解ください。

ひとりきりになったツネは寂しそうにYさんのところへやってくるそうです。

沢山の人に翻弄された現地の子達は、いろんな気持ちをかかえ、実際に近寄ってくる私達にその時々で様々な心情を見せてくれました。

助けてもらえるかも…
と腹の底で抱えながら距離をはかる子もいました。

個性を知って感じて、はじめてその人の動物に対する心構えが変化するものだと思います。

みんなが短い猫生を一生懸命に生きた分、地域にはその声が届いたよ…
ツネがまだ頑張ってくれてるよ…

それ以上のことをしてあげられなくて本当にごめんなさい。
ツネの今後と、この先も同じ地域で同じ過ちが起きないよう努めていくのが私の関わった責任であり、続けたいことです。

落ち着いたらHPの個体識別も更新します。


筆者Chie…

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