アニメ『ネト充のススメ』を観ての雑感(話題があちこちに飛びます)(つまり飛ばせるお話だと思う)

こんにちは、りとでございます。

今日は年末にAmazonプライムビデオで見た『ネト充のススメ』というアニメを見た感想をダラダラ語ろうと思います。

TVアニメ「ネト充のススメ」ディレクターズカット版Blu-ray BOX

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そういえばぼく、ネトゲしたことありませんでした。

ネトゲとの第一種接近遭遇は、ラグナロクオンラインでした。

ある時、大学の友人から「面白いぞ!お前もやれ!」と言われました。

ADSLが普及し始めた頃で、しかも地方では「本来のスピードはなかなか出ませんよ」なんて言われていた頃です。

家に帰ってPCにダウンロードしようと試みたものの、12時間かけて17%しかダウンロードできず「このクソがー!!」と挫折しました。

その後、ファイナルファンタジー11が発売されました。

しかし、このゲームの発売後、ぼくの周りで連絡が取れなくなったり見かけなくなったりする人間が何人か出てきまして「ネトゲはやばい!」と、ぼくは手を出すことをやめたのです。

そういえば、今や「ネットゲーム依存症」が正式に「病気」扱いみたいですね。

www.asahi.com

昨年放映されてた『仮面ライダーエグゼイド』は「ゲーム病」というウイルスと戦うドクターたちの戦いの話でしたが、時代の象徴したお話だなぁ、と感心しました。

話がそれましたが、そんなネトゲ未体験なぼくでも「ネト充のススメ」は楽しむことのできるお話でした。

すごく牧歌的なネットを通じた交流の話でした

comicoの人気作品なので今更ではありますが、サクッとあらすじを説明しますと、盛岡森子さんという30歳の女性が、ニートになって(ネット上で男性のフリをする)ネナベを演じてネトゲに耽るお話なのですが、背景がしっかりしてるだけに社会人にはグッとくるものがあるんですよね。

森子さんは、ちょっと有能だったばかりたくさんの仕事を押し付けられ、燃え尽きてしまってるんです。

で、現実逃避でログインしたネトゲの世界で暖かな友人関係を築き、心から信頼できる男性と出会い、恋をして、また現実世界と向き合う力を手に入れるってお話で、つまりいちど現実からドロップアウトした人が皆に励まされながら傷を癒し、力をつけて立ち直っていくお話なんです。

ぼくは、昔見た『電車男』を思い出しました。

当時は、やっとインターネットってものがなんとなし普及したかな?って頃でしたね。最初は「世界中の人と繋がって視野や価値観が開かれる!」なんて思っていたら、結局似たような趣味の人たちと小さなコミュニティをつくるほうが楽しいよね!ってことに気づき始めた頃だったように思います。そして、それはそれで楽しかったんですよね!

ぼくのブログは1日200PV行ったら良い方なのですが、そんな小規模個人ブログでもたまに批判的なコメントを頂きます。

それに比べたら、当時は(全く荒らしがなかったかといえばそんなことはありませんが)今より牧歌的だったような気がします。

ぼくはこの物語から、その頃の雰囲気を感じました。そういったところも親しみを感じる部分です。

そして、森子さんは「30でニートとか人生オワタ」言いますが37歳からしたら30歳女子は妙齢ですしね!

いい意味で「隣の人は何する人ぞ」

ちょっと興味深い記事がありまして、最近何かと話題の「文春砲」問題なのですが、週刊文春のネタって元々は「週刊文春って雑誌が好きな人たちが、仲間内で楽しむためのもの」だったそうなんです。

その記事がネットに上がり「週刊文春が嫌い」な人の目にとまって反応し、それが話題になってテレビに取り上げられて出来上がったのが「文春砲」だというのです。

なので「自分たちと同じ話題に感心がある人に向けて作った記事なのに、広まってあらぬところから批判が起きてこちらも驚いてる」というのが週刊文春の記者さんの本音だ、という風に解説されてました。

確かにモラルを疑う内容ではありますが、そこまで広まらなくても良いのかもしれないな、なんて思ったりもして「繋がりやすくなった弊害」なのかな?なんて思ったりもしました。

まあ、それでもぼく程度の活動で1日200PVはありがたいぼくです。