トクサツガガガ 第27話 秘密基地から出動！

emergency‼今日も任務が待っている

重い荷物を抱えて、長い改札を歩く仲村さん。
飲み会を断り切れなかったため、今月は財政難に苦しめられている。
少しでも節約しようと遠くても安いスーパーまで遠征していた。

長い道のりにうんざりしていると、前方にダミアンを発見。
声を掛けると何か焦った様子のダミアン。
そのまま一緒に歩いていると、仲村さんの資金不足の話題に発展する。
初対面の時の会話で、大人は自分のお金がたくさんあると知ったダミアンに
は、今の仲村さんの状況が不思議だった。
しかし大人の財政には常に避けることは出来ない強大な敵が襲い掛かり続
けており、大人は出したくなくてもお金を差し出さなければならない。
それを聞いたダミアンは、自分の塾と同じだと言う。
行きたくなくても行かなければいけない。
飲み会に行きたくない仲村さんは、社会人として割り切ろうと自分に言い聞
かせているが、ダミアンの反応はイマイチ。
この答えはお気に召さなかった様。

と、ここで電車を使わないはずのダミアンが改札口に向かっているのに気づ
いた仲村さん。
もう遅い時間だから、偶然見つけた同じ塾であろう子供達に声を掛けようと
するとダミアンに怒られてしまった。
実はこの駅にはダミアンの秘密が隠されていて・・・⁉

嫌なことに向き合うのが大人

自分が望んだわけでもないし好きなことでもない。
でも行かなきゃいけない。人間関係とか将来のためとか、頭ではわかってい
るけれど、どうしても足が重くなる。

ダミアンは塾の明かりが見えると帰りたくなり、仲村さんは店の前で帰りた
いと思ってしまいます。むしろ会社も行きたくない。
そんな時、ダミアンは駅の通路を秘密基地に見立てることで嫌なことを乗り
きっていました。
煙感知器型スピーカーから出動要請が入り、訓練生のダミアンは仲間達と共
に改札風出動シューターに向かう。
こうして任務に挑むと考えると、塾に行くのが少しだけ楽しくなる、と。
友達に見られて笑われてしまったけれど、仲村さんは笑いませんでした。
逃げたくなるようなことも、楽しいものに変えてダミアンは向き合っていま
す。
それはとても「大人」なことです。

そんな大人なチームD.M.A.Nに入隊希望した仲村さんは、司令官に任命され
ます。資金不足の部隊のために奔走する司令官。
「資金繰りのための上層部との会談」とすることで飲み会に臨もうとする仲
村さん。司令官の戦いは日々繰り広げられています。

今回、いい大人がやっているサカナクション（怪人）の製作風景があります。
かなりヌトヌトしているそうです。