ラベル

このブログを検索

2017年7月23日日曜日

キュウレンジャー 第22話 伝説の救世主の正体

自称か本物か、誰も知らない伝説の男

アルゴ船から目覚めた謎の男、鳳ツルギ。
あっさり大量のモライマーズを破壊し、地球の危機を救って去って行ったの
が前回までの話。
一体何者なのか、どこへ行ってしまったのか。
オリオン号では鳳ツルギについて話し合いが開かれていました。

そこへご本人登場。
窓の外から入れてくれと叩いていますが、宇宙空間ですよ。
いくら変身しているからと言って、行動がぶっ飛んでますね。

目茶苦茶だけど強い、謎だらけの鳳ツルギを質問攻めにするキュウレンジ
ャー。
それに答えてくれると言ったのに、全く答えになっていない返しをする伝説
男。
眠っていた期間は教えてくれました。
300年もコールドスリープしていたようです。
何故そんなにも長い間眠らなければいけなかったのでしょうか。

本人曰く、初めて外宇宙を旅した男であり、キュータマを発見したのも彼、
宇宙をまとめ上げて大統領にもなったんだとか。
それだけの功績を残したのだから、自分が説明するまでもなく皆知っていて
当たり前と思っていたらしいです。
戦場で強い武将がその兜や名乗りだけで、敵に恐れられ味方に安心感を与え
たというようなものですね。
オールマイト的なもの。

しかし、「鳳ツルギ」なんて人物は誰も知りません。
地球出身の小太郎さえ聞いたことがないと言います。
一気に胡散臭くなってしまった伝説男。
ジャークマターも自分一人で倒してやるから、キュウレンジャーはもう必要
ないと言って反感を買います。

もはややりたい放題なツルギに、司令はラプターとスパーダを案内役として
付けます。
妥当なところでしょうね。
この2人なら、そうそうケンカにはならないでしょうし。
スパーダはちょっと危ない気もしますが、司令が行くわけにもいきませんし。
あれ、バランスどこ行った?
バランスなら適当に流すという対応もできるのに。
そう言えば、300年ということはバランスが生まれた頃にツルギはコールドス
リープに入ったということなんですね。

地球ではダイカーン・マナビルがジャークマター大学で教鞭を振るっていまし
た。
ジャークマターは大学も作っていたようです。
インダベーやツヨインダベーはここで学び、宇宙支配に繰り出して行く。
しかし、教えられる歴史には偽りがあるみたいです。

大学に潜入したツルギが名乗ると、マナビルはその名を知っているようで狼狽
えます。
ジャークマターのブラックリストに載っているんだそうです。
宿敵にだけは覚えられているとは、なんとも皮肉なことですね。
こんなことになったのは、どうやら歴史が改竄されてしまったからのようです。
ツルギが眠っていた間に何があったのでしょう。

戦闘に参戦したラプターとスパーダ。
しかし、秘書とシェフは戦闘に向いていないと言い切るツルギ。
かつてスパーダもラプターに似たようなことを言ってました。
ラッキー達も駆けつけましたが、マナビルは逃がしてしまいました。
そして、もう一つ問題が。
モライマーズが爆発しそうになっていました。
プラネジュームが逆流しているんだとか。
ちゃんと管理して欲しいものです。

ここで二手に別れます。
戦略的にはいいのですが、問題はツルギの言い方。
爆発が起きても、周囲の被害もどうでもいいと言う。
多少の犠牲はやむを得ない。
当然怒り出すキュウレンジャーですが、当のツルギはヘラクレスキュータマ
をハミィに授けてマナビル捜索に行ってしまいました。

突然の壁ドンから判明したラプターの秘密。
ラプターは大昔、ツルギが作ったアンドロイドの進化形でした。
音から故障していることを見抜き、直してくれました。
チャンプのような戦闘タイプではないので、やはり故障は絶えないというこ
となのかもしれません。
もしくは、例の妄想癖のことなのかも。

爆発阻止に向かったラッキー達は、その建物の名前を見て驚きます。
「鳳ツルギ科学研究所」
自らの名前がつくほどの功績を残したというのは、本当のことのようです。
ヘラクレスキュータマのおかげで、ハミィは一時的にムキムキに。

2度目のマナビル戦で少しは認めてもらえたラプターとスパーダ。
しかし、それより気になるのは、昔ドン・アルマゲを倒したというツルギの
言葉。
確実に死んだと思っていたらしいので、過去の戦いではトドメを刺したんで
しょう。
マーダッコのような復活術があったのか、実はこっそり2代目が成り代わっ
ていたのか・・・ドン・アルマゲの姿はホログラムでしか見たことがないの
で、いろいろと想像が膨らみます。

前回、アルゴ船には特に力はないとか言っていましたが、やっぱりありまし
た。
ロボです。
一人で人型になれる巨大なやつです。
爆発を阻止してやったのに、恩をあだで返したモライマーズと巨大化マナビ
ルを一掃しました。

またどこかへ去って行ったツルギ。
彼もいずれはオリオン号に住むことになるんでしょうか。
そうなったら、司令すら黙らせるシェフの怖さを知ることになるのかも。

ジャークマターが改竄した歴史ですが、完璧というわけではないんだと思い
ます。
史実とは違う、伝説という形でですが、鳳ツルギの存在は伝わっています。
宇宙が闇に包まれた時、救世主が現れるという伝説に導かれたのがキュウ
レンジャーなわけで、ツルギが過去に宇宙を救った功績がなければこの伝説
もありませんでした。
スパーダが言ったように、救世主として救った歴史はなかったことにならな
いということですね。

次回、伝説男と幸運男の新旧レッド対決になる模様。

0 件のコメント: