コナンの「あの方」、判明したって⁉

解決編かと思いきや、爆弾は忘れた頃にやって来た

まだ携帯電話が普及する前に始まった「名探偵コナン」。
謎の巨大組織を追いかけ続けて23年、キャンプに行ったり事件に遭ったり、
旅行に行ったり解決したり、時には外出してみたり推理してみたり。
ここまでの出来事、作品内時間にして約半年。

時々元の姿に戻りもしましたが、黒の組織に一切触れられなくなった時もあ
りました。
しかし、今週発売のサンデーで組織の核心たる「あの方」の名前が遂に発表
されたというのです。

正直、「あの方」なんていないと思っていたこともあります。
元からいないのか今はもういないのか、蓋を開けてみたら空っぽだった的な
展開ではないか、と。
もしくは最終回で、「あの方の正体と行方は未だ捜査中だ」という「俺たち
の戦いはまだまだこれからだ」エンドかもしれない。
更に言うなら、「推理してみて下さい」になるのではと疑っていました。

でも、「あの方」はいたんですね。
少年探偵団の解決編と修学旅行の尻拭いの後にぶち込まれたビッグニュース。
まさかあの人だったなんて・・・⁉

と、なったら良かったのですが。
残念なことにコナンは読んだり読まなかったりで、結構忘れていることが多
いのです。
随分昔から当たり前のようにあったため、日常の一部と化していたんだと思
います。
こち亀やカールの終了の時、これではいけないと思ったというのに。

今回、せっかく「あの方」の名前が出たというのに、誰だかピンとこない。
調べたらアニメ版もしっかり観ていた回でした。
人間の記憶って曖昧。

しかし、幽霊も超能力も存在しないけれど、幼児化する薬という進化し過ぎ
た科学はあるのがコナンワールド。
半世紀前からの組織の目的もハッキリしないし、アポトキシンは不老不死の
ためではないらしいし、まだまだ謎が多い。
「あの方」が不老不死の存在で、死ぬための薬を開発させようとしていたと
しても驚きませんよ、もう。

気になるところで長期休載に入るとのことですが、今は無理をしないで療養
に専念して欲しいです。
かれこれ20年以上待っているのだから、後２０年ぐらいは余裕ですね。