家の屋根は、大きく分けると瓦屋根とスレート屋根の二つの
タイプがあります。うちはスレート屋根です。瓦に比べ軽量で
安価な素材ですね。
屋根は家を雨から守る要であり、家の寿命を左右する最も
重要な部分だと言えます。
それは承知しているのですが、私はうちの管理を始めてから、
あえて屋根には手をつけていません。たまに屋根を下から見上げる
ことはありますが、洗浄や補修、塗装などはしてません。
下手に上に上がって、落ちたら命にかかわるというのもありますが、
あえてチェック程度にとどめているのはそれなりの理由があります。
屋根に関するこれまでの経緯を振り返ってみましょう。
うちの屋根は、新築から20年近くたった平成7年頃、一回
塗装をしています。足場は組まず、職人が一人で屋根の上に
上がって、さっさと半日で塗り終えました。
どういう経緯で父が塗装業者を頼んだのかは不明です。私の推測
では、飛び込みの営業マンから「そろそろ寿命だし、放っておくと
雨漏りしますから塗装が必要です」とでも言われたんじゃないで
しょうか・・・
塗装から5年くらいたった平成12年、結局雨漏りしてきたんですよ。
1階和室の砂壁に漏水の跡が現われ、下の畳が一枚ダメになって
しまいました。
結局スレート屋根の全面葺き替え工事を業者に頼むことになりました。
何のための塗装だったのか・・・塗装代(数十万と思われます)が
無駄になってしまいました。
スレート屋根の寿命は塗装しても延びない・・・というのが教訓です。
そもそもスレート屋根の寿命とは、スレート瓦の下のルーフィング(防水
シート)の寿命ですから。ルーフィングが防水機能を失えば、屋根を
塗装しようがしまいが雨漏りはするのです。
ただし、塗装するのが全く無意味なのかというとそうではありません。
美観を保持するという意味でなら、塗装する価値はあると思います。
色あせようが苔が生えようが雨漏りさえしなければいいということであれば、
塗装はもったいないです。どうせ、雨漏りすれば葺き替えることになるの
ですから。
私が屋根に関し、チェックする程度にとどめているのはそんなわけです。
前回の葺き替えから17年が経過し、今後どのくらい屋根がもつのか
わかりませんが、「兆候」は見逃さないようにしたいですね。
余談ですが、もし屋根の塗装をDIYでやるなら、塗装前に十分
汚れを落とすことのほか、「縁切り」という作業がきわめて大切です。
塗装するとスレート瓦の重ね目のすき間がふさがってしまいます。
縁切りは、皮スキなどでそのふさがりを断ち切ったり、タスペーサー
という金具をすき間に差し込んで、水の逃げ道をつくってやる作業
です。
縁切りが不十分だと雨水が滞留してしまい、塗装によってかえって
雨漏りが生じたなんてことにもなりかねません。
でも、技術的な問題以前に、いかに落下防止対策をとるかという
大問題が立ちはだかるので、DIYではちょっと難しいかも・・・
ふと独り言・・・そろそろDIYネタも尽きかけてきたな・・・
今後はあまり関係ない雑記も織り交ぜていこうかな・・・
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タイプがあります。うちはスレート屋根です。瓦に比べ軽量で
安価な素材ですね。
屋根は家を雨から守る要であり、家の寿命を左右する最も
重要な部分だと言えます。
それは承知しているのですが、私はうちの管理を始めてから、
あえて屋根には手をつけていません。たまに屋根を下から見上げる
ことはありますが、洗浄や補修、塗装などはしてません。
下手に上に上がって、落ちたら命にかかわるというのもありますが、
あえてチェック程度にとどめているのはそれなりの理由があります。
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うちの屋根は、新築から20年近くたった平成7年頃、一回
塗装をしています。足場は組まず、職人が一人で屋根の上に
上がって、さっさと半日で塗り終えました。
どういう経緯で父が塗装業者を頼んだのかは不明です。私の推測
では、飛び込みの営業マンから「そろそろ寿命だし、放っておくと
雨漏りしますから塗装が必要です」とでも言われたんじゃないで
しょうか・・・
塗装から5年くらいたった平成12年、結局雨漏りしてきたんですよ。
1階和室の砂壁に漏水の跡が現われ、下の畳が一枚ダメになって
しまいました。
結局スレート屋根の全面葺き替え工事を業者に頼むことになりました。
何のための塗装だったのか・・・塗装代(数十万と思われます)が
無駄になってしまいました。
スレート屋根の寿命は塗装しても延びない・・・というのが教訓です。
そもそもスレート屋根の寿命とは、スレート瓦の下のルーフィング(防水
シート)の寿命ですから。ルーフィングが防水機能を失えば、屋根を
塗装しようがしまいが雨漏りはするのです。
ただし、塗装するのが全く無意味なのかというとそうではありません。
美観を保持するという意味でなら、塗装する価値はあると思います。
色あせようが苔が生えようが雨漏りさえしなければいいということであれば、
塗装はもったいないです。どうせ、雨漏りすれば葺き替えることになるの
ですから。
私が屋根に関し、チェックする程度にとどめているのはそんなわけです。
前回の葺き替えから17年が経過し、今後どのくらい屋根がもつのか
わかりませんが、「兆候」は見逃さないようにしたいですね。
余談ですが、もし屋根の塗装をDIYでやるなら、塗装前に十分
汚れを落とすことのほか、「縁切り」という作業がきわめて大切です。
塗装するとスレート瓦の重ね目のすき間がふさがってしまいます。
縁切りは、皮スキなどでそのふさがりを断ち切ったり、タスペーサー
という金具をすき間に差し込んで、水の逃げ道をつくってやる作業
です。
縁切りが不十分だと雨水が滞留してしまい、塗装によってかえって
雨漏りが生じたなんてことにもなりかねません。
でも、技術的な問題以前に、いかに落下防止対策をとるかという
大問題が立ちはだかるので、DIYではちょっと難しいかも・・・
ふと独り言・・・そろそろDIYネタも尽きかけてきたな・・・
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