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ゆるりんの田辺です。
皆さんが何気なく着ているTシャツ。
これもピンきりで、違いが分かるようになると、奥が深いものです。
私はアパレル関係で独立しようと考えていて、アパレル系の学校に通っていた事もあります。
アパレルで単価が安く、リスクが少ないのはやはりTシャツだったのです。
某量販店等、かなりの格安でTシャツが売られています。
何で安いのだろう。中国で作っているから?
簡単に言えば質なのですが、この二つである程度説明がつきます。
コーマ(くしがけ)の質と単糸、双糸の違いです。
糸は紡いで、コーミングをして、余計な毛羽立ちを取り除きます。
すると、さらっとした肌触りになります。
これがコーマ糸です。
日本酒の精米歩合と同じで、精製するほど高価な物になります。
これをあまりしていないと、毛玉が出来たり、汚れやホコリカスが付きやすいのです。
そして、糸によって太さが違いますが、太いと丈夫でザックリとした風合いです。
細いと、しなやかで肌触りが良いけども、切れたり破けたりしやすい。
そこで先人は考えました。
普通は一本の糸で編むところを、二本をねじり合わせて一本にしてから編んだのです。
これが双糸です。
太い糸をしっかりコーミングして、双糸にすると、非常に丈夫で、
しっかりとした素材になるのに、ゴワゴワモコモコせず、肌触りも抜群です。
細い糸をしっかりコーミングして、双糸にすると、
もともと編み目が詰まっているのに、更に編み目が詰まって、
まるでシルクのような光沢があり、つるつるとして肌触りが最高に良い生地になるのです。
細い糸の弱点である強度も万全です。コーミングをしてあるので、
引っ掛かってほつれる心配が減ります。
値段は倍以上になります。しかし、何シーズンも着られます。
普通は洗うと、へたれたり、よれたりするのですが、それがありません。
買った時の形を崩さないのです。こう考えると決して高級品ではなく、
節約品になると思うのです。圧倒的に見た目もいいですしね。
標準的な太さのコーマ糸の双糸でできているTシャツなら、
無地になりますが、工場直販で1000円以下の値段で買えます。
是非100円のTシャツと着比べてみてください。
ゆるりん東伏見店
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ゆるりん院長のプロフィール
1985年生まれ
19歳から中国武術である孫家拳(孫式太極拳、八卦掌、形意拳の内家三拳)を学び、
2011年(25歳)武術の修行で学んだ知識を元にリラクゼーションサロンゆるりんを開業。
好きな有名人 稲葉浩志 高岡英夫 桜井章一