良い指導者とは・・・【原理主義的考えについて】 | マッサージ系整体の施術で肩こり解消・腰痛解消!リラクゼーションサロンゆるりんブログ 

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ゆるりんの田辺です。

 

 

【原理主義】聖典や教義を墨守する信仰や立場、更には基本的な原理原則を厳格に守ろうとする立場を原理主義といいます。

 

良い指導者とは・・・の続編です。

 

良い指導者とは、原理主義的であると思います。

原理主義というと、一部の宗教の過激な行動が目立ちますが、

 

私が注目しているのは「原理原則を厳格に守る」という点です。

これは科学の世界では特にそうです。

原理原則があって、それを元に展開していくのですから、

それをやめてしまえば科学でもなんでも無くただの空想になりかねません。

今の指導者は、誰でもある程度科学的でなくてはなりませんから、その点についてでも既に原理主義的でなければなりません。

政治でも科学的見解を元に政令を出していく事が多くあります。

更に資本主義の原理原則を守らなければ、革命でも起こさない限り日本社会を動かしていけません。

 

話を元に戻して、何故、良い指導者が原理主義的なのか、

それは、原理主義的でなければ、また根性論や訳の分からない観念的理論の時代になるからです。

そうなれば、寿司屋で、ミ二パンの上にしめサバが乗って出てくる時代になってしまいます(パンに生魚は生臭そう)。

寿司屋なら寿司を出してくれってなってしまいます(これがうちの寿司だと言われそうですが)。

 

しかし、原理主義的な考えには問題もあって、寿司で言うと、

東京湾で獲れた魚しか使わない寿司が江戸前寿司だ!!

というように、非常に取っ付きづらく融通の利かない人が出てくるのです。

 

原理原則を守って、発展、もしくは解明していくのが原理主義的思想という事で、私は今書いています。

武術でもよくいるんです。型を変えちゃう人。

施術でもいました。マニュアルを変えてしまう人。指導者と言っていいか怪しいレベルです。

 

しかもそういう人程、元の原理原則を理解していない。

それで教えるものだから聞く方は訳が分からなくなってしまうのです。

そんな時に私はどうなってしまったか、

「うわ~訳わからん。もう誰の言う事も聞かない。みんな違うなら、もう俺流でやってしまえ。」

こんな心境になりました。 

 

どのような分野でも結局みんな違うものになります。

でも原理原則に則ったものなのか?それが大切です。

スポーツのトッププレイヤー、例えば野球選手。

ポジションによってもみんなかなり違いますが、

 

日本野球も本質的部分の原理原則を守っていかなくてはもうレベルが高くて通用しません。

必要な筋肉を付けるとか、柔らかさを保つとか、適切に使えているのかというのは当然の事ですが。

これを教えられるのが本当の良い指導者であると思います。

人自体が違うし、ポジションが違う訳だから、

違うものは違うのです。

本質を見れなければ、当然の違いを気にし過ぎて、

合わないフォームを進めて選手をダメにするなんて事もよくあるのです。