ご覧いただきありがとうございます。
ゆるりんの田辺です。
現在の日本は資本主義社会です。
基本的に物の値段は自由に決められ、
価格は変動し、競争し合う社会になっています。
事業を興す際には資本が必要です。
資本を投資する事により、利益を生み出す事が可能です。
これは身体でも同じです。
身体もお金や、時間、労力を費やさなければ、良くなりません。
どのような人でもどのように生活しても皆平等という訳にはいきません。
この点は絶対に皆さんが認識していなくてはならない事だと思います。
そこで問題が起きます。
例えば、疲れてやすく、現在も疲れている人。
しかも、筋力が少なく、日常生活での最低限必要な筋力が無い人。
こういう人は、借金状態です。
借金がある場合は、借金を返済しつつ、日常生活分のお金を稼いでいかなくてはなりません。
身体も同じで、疲れを回復しつつ、必要な筋力を増やしていかなくてはなりません。
それができなくては、更に筋力が無くなり、疲れやすくなり、疲れがもっと溜まります。
だから身体を良くする為の投資が必ず必要なのです。
しかし、どうしてもそれができない人がいます。
もしかしたら、今までの人生の中で成功体験が少なく、
努力する事がどうしても億劫なのかもしれません。
理由はそれぞれあるでしょう。
私達の身体はそういった理由を考慮してくれません。
人というのは非常に怠慢なものです。
筋力トレーニングの辛さが元気なうちにすれば1だとしましょう。
疲れている時は3です。
異常が出始めた時は8。
動けなくなったら20くらいでしょうか。
それでも元気なうちの1を選ばないのが人間です。
1でも辛いのが嫌なのです。
後々10万円を支払う羽目になる可能性があっても、
今1万円の保険料を手放す事を嫌がるものです。
元気なうちの1の辛さに耐えればリターンまであるのにも関わらず、
それができない。その人間の性質に気付き、これはダメだと理解しなくては、
必ず身体は悪くなっていきます。
資本主義社会でお金がお金を生み出すように、
身体が身体の健康を生み出します。
身体のマネジメントが大切なのです。
今のマネジメントが、本当に身体がいい方向に向かうマネジメントなのか考えた方が良いです。
その上で等身大の立ち位置を取った方がいいと思います。
むしろ、元気なうちの1が嫌で良くする気もないのであれば、
堂々と公言した方が多分生きやすいと思います。
私もこれを書いていて、分からなくなり始めていますが、
何が言いたいかというと、本当に良くしたいけど、マネジメントが悪いのであれば、これは仕方ないです。
周りの人もその人の為にアドバイスをするのですが、
最初から良くする気も無いのに(本人は良くしたいんだと思い込んでいるかもしれませんが)、
良くしたいような雰囲気を出して、
周りからアドバイスを言われ、それをうるさそうに聞いている人は、
良くする気は無いと言った方が気が楽ではないでしょうか?という事です。
どこでラインを引くか、これもマネジメントです。
例え身体が悪くなろうとも、身体にこれ以上は時間をかけないとか、
決めた方がまだいい気がします。
体質の問題と体調管理の問題との線引きというのは非常に難しい部分ですが、
何でもかんでも悪い事を体質のせいにするのは本当に良くないと思います。
自分が努力しなかった部分を素直に認めなければ、何も進展しません。
やはり良くする気はあるけれど、体質のせいでそこまでできないという体を取る人が多いのです。
そういう人が一番タチが悪いと思います。
実情はただの怠慢なのに、自分で自分に思い込ませている場合があります。
体質でこういう部分はあるけど、この点はただ怠けていたな。とまず分かるようにならなければいけません。
もしくは、「ああ、やっぱりそこまでして良くなりたいと思わないんだ。」と開き直った方がまだいいです。
体質のせいという体を取る人は、最終的に人のせいにしていきます。
自分は体質で仕方ないのに・・となります。
最悪の場合は自分をこんな風に産んだ母親が悪い等とも言い出しかねません。
人の身体の摂理というものは一個人で変えられません。
身体というのはそういうものなのです。
ケアをしなければ、必ず破綻をします。
良くしていくには必ず、投資が必要なのです。
それは人によって時間かもしれませんし、労力かもしれません。
本当に良くしたいのなら、感情は一旦後回しにして、実情を見るべきです。
実際に努力で身体を良くしていった人を私はたくさん見てきました。
体質などと片付けては失礼なくらいに努力して、結果を出した人もいます。
あなたは身体という資本をマネジメントできていますか?