歯科医療機器 半数で使い回し | なんでも紹介日記

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厚労省の調査で、歯科医療機器が、半数の医療機関で使い回しされていたことがわかったそうです。

実際に使いまわされていたのは、歯を削るドリルの持ち手の部分だそうですが、歯を削るときに飛沫も飛ぶでしょうし、感染のリスクはあるでしょう。

B型、C型肝炎やHIVなど、知らない内に感染した人の中には、歯医者で感染した人もいるかもしれません。
ただ、立証はかなり難しそう。

カルテの保存期間は、たしか5年だったはずだから、場合によっては処分されているだろうし、歯科が乱立しているから、一か所に通い続けている人も少ない。

安かろう悪かろうの、国民皆保険制度だから、安全性や医療の質を担保するのは難しい。

もうちょっと料金に反映させればいいのに、と思う。

歯医者でも医者でも、新人とベテランの処置費用が同じっていうのは、おかしい。

ベテランの給料は上げないといけないけど入ってくる額は同じ、では経営を安定させるために安全性を犠牲にする、ってところが出てきてもおかしくない。

資本主義なら、そういうところは潰れるけど、国民から徴収した保険料がばらまかれるから、そうそう医療機関は潰れない。

全国規模の訴訟になれば、一部は変わるかもしれないけど、ほとぼりが冷めたら元通り。
根本的に制度自体が変わらないと、なにも変わらない。

こういうニュースは、これからも続くと思う。