ドルショック | 不動修太郎の「ニュース報道の裏側」

ドルショック

 

前回の記事で為替投資の成果を競う
日本版ロビンズカップを取り上げました。
そのの発表会の後に
パーティーがありました。
そのパーティーにキャリアが長い
投資家、投資業界人が来ていました。

 日本では通貨、貨幣をお金と呼びますね。
言うまでもなく昔は貴金属の金や銀が通貨として
使われていた名残ですね。日本でも明治時代は
日本円の紙幣に「兌換紙幣」と書かれていて
金との交換を保証していました。ある交換比率で
日本円と純金を交換する事で通貨の価値を
保証していました。

アメリカは、1971年8月15日から
それまでの固定比率(1オンス=35ドル)による
米ドル紙幣と金の兌換を中止しました。
これを当時のアメリカ大統領リチャード・ニクソンの
名にちなんでニクソン・ショックと呼んでいました。

 私は当時は子供だったので、そういう世界経済の
枠組みは良く分かりませんでした。当時の日本では
ニクソン・ショックでは無く、「ドル・ショック」と
呼ばれる事が多かったと記憶しています。