特にこれといった趣味がない私。
夫にもよくなじられます。
趣味もないんだから、働けば？と。
もちろん働きませんよ。ようやく得た束の間の専業主婦の地位。
大変なこともありますが、あの共働き時代を思えば天国です。
駐在の奥様方というのは、
実に皆様多方面に才能をお持ちで驚かされます。
いろんなお教室もあり、
みなさんいろいろな体験をされています。
文化系では
お料理、
スクラップブッキング(素敵なアルバムを作る感じ？)、
スパイスアート、
合唱、
アクセサリー作り、
編み物、
ドライフラワー的な何某
その他工作系、
運動系では
ヨガ、
ズンバ、
フラダンス、
テニス、
ゴルフ、、、
興味がないわけではないのですが、
いかんせん、自分の芸術センスと運動能力にからっきし自信がない、
というか、むしろ
トラウマ
です。
何を踊らせても盆踊りだよね、
うーん、ま、不器用だよね、
と苦笑いされてきた過去。
が、そんな私ですが、
一念発起。
ってほどではありませんが、
先日、
ズンバ Zumba
なるエアロビとラテン、ヒップホップダンスを融合したようなものを初体験。
以前、無料のヨガクラスを提供していたコミニティーセンターでのdrop inと呼ばれる、
回数券などを購入し、自由に参加できるクラスへ。
センターの説明によると、
Zumba excerise classes are "fitness parties" that blend upbeat world rhythms with easy-to-follow choreography, for a total-body workout that feels like a celebration.
Upbeat world rhythms 、うん、うん、ノリノリ。
Easy-to-follow 、いや、全く。
Drop inのクラスなので、参加者のレベルも様々。
教えてもらう、というよりは、
ノリノリの先生を見ながら、
必死にモノマネをする感じ。
キュッと引き締まった見事な先生のお尻が上下左右にうねるのをうっとりしながら眺めつつ、
また現実に戻り、
必死に盆踊りを試みる。
初回は度肝を抜かれましたが、
正にfeels like a celebration の心踊るリズムと、
お尻を振りきる気持ち良さが忘れられず、
2回目に参加。
同じ先生を見ているはずなのに、
その民族舞踊はなんぞ！！
というくらいのオバちゃんを発見！
そのオバちゃんをみていると、
なんだかふっきれまして、
みんなで同じ動きをしなければならない学芸会ではない。
楽しく筋肉を鍛え、カロリーを燃やすためにきたのだ！
と思うと、なんだかチカラが湧き、
たくさんお尻をふってきました
日本人の中では羞らいが先行して、
盆踊り度が増してしまう気がするのですが、
このアメリカ人のオバちゃん達の中では、
何も気にせず、
恥はかきすて。
何も気にせずお尻をふっていたら、
私、意外にいけてるんじゃない！？
なんて思うことも。
オバちゃんからみたら、こちらも謎の民族舞踊でしょうが。
でしょうが。1日たった今、心地よい筋肉痛を堪能しています。
ちなみに、
編み物も始めてみました。
先生はYouTubeさん。
帰宅し、毛糸の束を見た夫。
絶対にものにならないんだから、やめなよ
と一言。
別に編み物で生計を立てたいとは思っていないし、私は
エコたわし
を作りたいだけだ！！
とりあえず、一番簡単な方法で
エコたわし だけは作れるようになりました。。
今の目標は、
簡単なルームシューズ
を作れるようになること。
今まで、編み物は絶対に向いていないと避けてきたけど、
意外に楽しい。
毛糸が形になっていき、
一方の毛糸は減っていく。
この快感、
勉学に励む際の
答で埋まる問題集、減りゆく鉛筆と消しゴム、
の感覚。
残り半年ほどかもしれない専業主婦生活。
専業主婦になって2年、ようやく、
これまでの人生のトラウマと少し向き合えるようになってきたのかもしれません。