こんな注意喚起メールが今朝領事館から届きびっくりしました。

【白人至上主義団体による演説会開催に伴う注意喚起】


3月5日、ミシガン州立大学(MSU)で白人至上主義者リチャード・スペンサー氏による演説会が開催されます。
●この演説会は報道等でも発表されており、反対派による抗議活動が行われ、衝突等に発展する可能性も否定できませんので、当日は会場周辺には近づかないようご注意下さい。
●この講演会に併せて、3月4日昼頃から5日深夜にかけ、メトロデトロイトのホテル等で同氏を招いた集会が開催される見込みです。開催場所は、事前に登録した参加者にのみ通知されますが、不測のトラブル等を避けるため、デトロイト周辺のホテル等で集会を見かけた場合も興味本位で近づかず、その場から速やかに離れるようお願いします。


1.3月5日(月)午後4時30分から午後6時30分までの予定で、ミシガン州立大学(MSU)の「Pavilion for Agriculture and Livestock Education」において、白人至上主義者リチャード・スペンサー氏による演説会が開催されます。

2.昨年8月には、バージニア州シャーロッツビルで、同氏も参加した白人至上主義者の集会が反対派と衝突し、死傷者が発生しています。

3.今回の演説会は報道等でも公表されており、付近で反対派による抗議活動が行われ、衝突等に発展する可能性も否定できません。皆様におかれては、関連報道に留意するとともに、当日はMSU周辺に近づかないようお願いします。なお、当日MSUは春期休校中となります。



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ということで、この

Richard B. Spencerなる人を調べてみましたら、

たしかに、ヨーロッパ文化を守るために、ヨーロッパにおける"peaceful ethnic cleansing" of non-whites 平和的な民族浄化 を唱えたり、
とまぁそれなりに過激なお方ではあるようです。
ご本人は白人至上主義者とはご自身を認識されていないようですが。(wiki)

イギリスやEUにも入国禁止なんだとか。

こんなcontroversial 物議をかもす人物をよく大学も呼ぶものだとも思いますが、
衝突の可能性も、って、
反対する団体も団体だな、と。
どれだけ物騒なんだか。。
その後の集会の場所も秘密って、この「白人至上主義者」も命がけですね。
Free speech を侵害しているのはどちらなのでしょう。
彼が路上インタビューをされている最中に突然殴られる、という動画も出回っています。




にしても、
このように騒動に発展するのは
極右に対して極左?もしくは人種差別反対的な組織が向かっていくものが多い気がします。

逆のパターン、
人種差別反対、Black lives matterみたいな団体に対して、極右がなにかするとものすごくマスコミに取り上げられるのですが、
最近はそれほどみない気がする、ということはあまりないのかな。

やはり多いのは、
それは人種差別!!
と人種差別反対団体が食ってかかっていくケース。
なんでもかんでも
人種差別、白人至上主義、
のレッテルを貼るのもどうかと思います。

今回の彼については、
大統領選直後だったかに、
ハイル・ヒトラーならぬ、
ハイル・トランプ!とかって集会でやっていた動画を見て、やはりゾッとしたので、
彼の肩を持つ気はないのですが、

白人至上主義を主張するのも命がけ、
ということで、
なんだか恐ろしい社会だなぁ、と傍観者として痛感している次第です。







人種差別発言は高くつく。