白いぬ子「あけましておめでとうだワン 」
白いぬ子「今年は いぬ年だワン」
白いぬ子「人間しゃん達はワンダフルな年になります様にって
み~んなワンダフル、ワンダフルって言ってるだワン 」
茶わんこ「ワンダフルなんて~
今の時代に受けないシャレを言ってますよね~ 」
白いぬ子「茶わんこも そう言う事が分かる様になったんだね 」
茶わんこ「分かりますよん
いぬ年だからイヌの鳴き声でワンダフルでしょ~
オシャレな感じもしないし全然詰らないだキャン~ 」
白いぬ子「しかし~ ここは のんびりとして落ち着く場所だワン 」
茶わんこ「なんか 雑念も吹き飛んでしまいますよね~」
白いぬ子「あんた たま~に難しい事言うよね~ 」
白いぬ子「あっ。 そうだ そう言えば~
年末に年越しそば食べるの忘れてたんだワン 」
白いぬ子「あたし 思い出したら直ぐにでも 食べたくなるんだワン。
さ~ 家に帰って 年越しそばを食べるんだワン 」
茶わんこ「あのさ~ もう新年になっちゃったから
年越しそばなんて用意してないだキャン 」
白いぬ子「え~っ・・・ ショックゥ~
あっ
そう言えば今日は家の人がソバを打つって言ってたんだワン
ドッグタイミングだワン 」
茶わんこ「それ。 もしかして 今 わざと言ったぁ~っ
グッドタイミングをドッグタイミングって・・・・・
そんなら まだワンダフルの方がワンランク上だキャン
ゲゲッ
わたしも つられてワンランクなんて言ってしまったキャン 」
白いぬ子「そんな くだらない話は もうおしまいにして
ソバを食べに帰るだワン
わたしは もう この際 ソバなら何でもいいだワン 」
白いぬ子「そば そば そば そば そば そば・・・・・ 」
茶わんこ「いぬ子姉ちゃんは 思い立ったら即行動だキャン」
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白いぬ子「ただいま~
早速 そば一丁お願いしますだワン 」
みいゆ「へ~ らっしゃっ 。
ご一名様 そば 一丁 注文入りやした~ 」
カメポン「なんやぁ~ わんこが 椀子ソバってか~
朝早ようから みいゆッチが お椀の用意やらソバ打ちやら
時間かけて徹底して造っとったで どないしたんかと
わしもメッチャ驚いとったけどナ
そう言う事やったんかいなぁ~
おおっ でっかい わんこ達が
わんこそばを食べに来よったで~っ 」
ハシビッチ「ちょっと その前に~
みいゆッチはんからのご挨拶が有るそうですワ」
みいゆ「新年明けましておめでとうございます~
わんこ達共々 2018年も宜しゅう お頼申しますで~っ 」
みんな「あけおめことよろ~ 」
みいゆ「新年のご挨拶も済んだし~
わんこそば屋 始めるで~ お椀1杯30円、安いでっしゃろ」
カメポン「お金取んのんかい でも安い、安い」
みいゆ「わんこそば やから
お椀の中のソバは3本ずつでっせぇ 」
カメポン「そば少っくなっ ほんで30円じゃ値段 高っ 」
ハシビッチ「これじゃ~ 新年早々 運が無い感 あるよね~ 」
カメポン「ダジャレや あらしまへんけど うんうん 」