トリガー | メランコリーの闘病日記

メランコリーの闘病日記

自身の病気を通して学んだことや、日々感じたこと、過去の出来事を踏まえて学んだことなど様々な視点でブログを綴らせていただいてます。

PTSDって脳の病気なのかもしれないけど
本人の中では感覚でしか味わえないもので自分の中で現実として感じてしまう過去に対する「恐怖感」がすごく強いんです。

感覚なので、もちろんPTSD当事者さんにそれぞれ他の人には到底想像もできないような恐怖を抱えており、私もそうです。

確かに日常生活で困ることが多いです。

トリガーとなる物に遭遇したときの恐怖感は到底耐えられないものです。

だけど、これは私の感覚で私の中で起こってることなので
他人も言葉で理解することはできるだろうけど
感覚を味わうことは不可能なので、いくら私が怖いと思ってたところで伝えるには限界があります。

だから全てを解ってもらおうだなんて他人に求めることなく
今は自分から回避したり治療受けたりする他ないと思ってます。

「普通の家庭に生まれたかった」ってすごく思うけど
じゃあ普通ってなんなのかって聞かれても正解なんてない気がして
私がこういうのが普通とかって他人の家庭を勝手に決めつけたところで
それは私にとっての普通だし

例えば、家庭内暴力も虐待もないし家族みんな仲が良いけど
ちょっとした口喧嘩で気持ちがブルーになったりすることだって絶対あるわけだから

自分だけが特別苦しんでるわけじゃない

健康な他人であれ病気を抱えた人であれみんなそれぞれ苦しみを持ちながら生きてるんだよなとは思ってます。

ただ、自分の家を「普通じゃない=異常」と感じてるので異常じゃない(ここではない)家に生まれたかったってことです。



ただ、すみません。
もしかしたら先程のことと矛盾が生じるかもしれませんが最後に愚痴らせて下さい(笑)。

今日母親と話してたんです。
「医者お母さんのことすごい強い人なんだろうなって言ってたよ!こんな人滅多にいないって!自分の悪いことってさ中々受け入れられないよって」って伝えたら

「私より強い人間なんかいないと思ってるよ」って言われてすごい腹が立ってしまいました。

かと言って別に何も口出ししませんでしたけどね(笑)。
いや、私だって強いわ(笑)


病気にならないことが強いですか?
それが乗り越えたことになりますか?
病気になってる私は弱いですか?
現実から逃げずして生きてきて病気から真っ向に向き合って恐怖を割り切らず
きちんと感じ取り忘れることなく
忘れちゃいけないと思い込んだとしても
病気を自ら乗り越えたい
こんな自分を変えたいと毎日考えてる私は


お前より私の方が強いだろうが(笑)




私は自分は何も悪くないと思ってるし、
だけど両親から遺伝子を受け継いでることにすごい嫌悪感を抱いてるし
両親のような人間には絶対になりたくないっていう気持ちが強いし
それは自分のことが嫌いな要素の一つでもあるかもしれないし

両親に対して「こういう人間であって欲しかった」っていう理想像を自分に押し付けたくて
自分に厳しくしてるのかもしれませんよね。



なんか今日、月が凄く綺麗だった

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