子守歌を 覚えていない
母の声が 思い出せない
目をつぶれば
母の笑顔が 浮かぶのに
母の 声が聞こえない
あの日から 16年
母の記憶を 少しづつ失う
人間とは かくも頼りないもの
走馬燈のように ぐるぐる巡る
記憶の 中で
確実に 失っていくものを
つなぎ止める術は ないのかと
母の日を 前に
嘆くばかりの
一日であった
母の声が 思い出せない
目をつぶれば
母の笑顔が 浮かぶのに
母の 声が聞こえない
あの日から 16年
母の記憶を 少しづつ失う
人間とは かくも頼りないもの
走馬燈のように ぐるぐる巡る
記憶の 中で
確実に 失っていくものを
つなぎ止める術は ないのかと
母の日を 前に
嘆くばかりの
一日であった
母親のような大切な存在も
亡くなってしまうと、次第に
記憶から少しずつ消えて行くものです。
でも、
断片的にでも
要所・要所は憶えていますよ。
高校に入学で
田舎の実家を離れた時の
別れで見た、母の涙。
年老いて、
白髪が増えて、背中が丸くなって縮んでしまった
母の姿、
永遠に忘れないでしょう。
戯れに 母を背負いてその余り
軽ろきに泣きて 三歩歩まず 啄木
母とは
誰にとっても永遠の存在ですね。
ただ、時間の経過と共に
記憶から少しずつ消えて行く・・・
私も十数年前に母をなくしました。その年は、9月に母を、10月には父を送ったのです。(2000年以降なのですが、いつだったのか、いまただちに思い出せません。)
>目をつぶれば
母の笑顔が 浮かぶのに
母の 声が聞こえない
私も同じなんです。さらに、残念なのは母の夢を見たことがないのです。いっぺん見てみたい、と願っているのですが‥。
まぼろしの影を追いて 浮世にさまよい、移ろう花に誘われゆく 汝が身の儚さ
春は軒の雨、秋は庭の露、母は涙乾く間なく祈ると知らずや by Frank A. Breck
よく分かんないけも、
将来、母がいなくなったらって考えると
なんか、せつないね。
忘れたいことと
同じように
消えてしまうのが
忘れてゆくのが
必須です
人間って
前に生きてゆく為に・・