おもむくままに・・・!

ゆったりと、流れのままに、拾いもしない、捨てもしない・・・。 おもむくままに・・・そして私がいる。

母の日にさきがけて

2017-05-09 23:57:44 | Weblog
子守歌を 覚えていない

母の声が 思い出せない



目をつぶれば 
母の笑顔が 浮かぶのに
母の 声が聞こえない


あの日から 16年
母の記憶を 少しづつ失う



人間とは かくも頼りないもの



走馬燈のように ぐるぐる巡る
記憶の 中で

確実に 失っていくものを
つなぎ止める術は ないのかと

母の日を 前に
嘆くばかりの 

一日であった



コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 片想い | トップ |  »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (tempo1078)
2017-05-10 06:06:11
時は流れて
母親のような大切な存在も
亡くなってしまうと、次第に
記憶から少しずつ消えて行くものです。

でも、
断片的にでも
要所・要所は憶えていますよ。

高校に入学で
田舎の実家を離れた時の
別れで見た、母の涙。

年老いて、
白髪が増えて、背中が丸くなって縮んでしまった
母の姿、

永遠に忘れないでしょう。

戯れに  母を背負いてその余り
軽ろきに泣きて 三歩歩まず   啄木

母とは
誰にとっても永遠の存在ですね。

ただ、時間の経過と共に
記憶から少しずつ消えて行く・・・
 (izukun)
2017-05-10 06:25:38
withkeiさま

私も十数年前に母をなくしました。その年は、9月に母を、10月には父を送ったのです。(2000年以降なのですが、いつだったのか、いまただちに思い出せません。)

>目をつぶれば 
母の笑顔が 浮かぶのに
母の 声が聞こえない

私も同じなんです。さらに、残念なのは母の夢を見たことがないのです。いっぺん見てみたい、と願っているのですが‥。


まぼろしの影を追いて 浮世にさまよい、移ろう花に誘われゆく 汝が身の儚さ
春は軒の雨、秋は庭の露、母は涙乾く間なく祈ると知らずや by Frank A. Breck
うーん (宮ちゃん)
2017-05-10 06:27:01
宮ちゃん、まだ、母が元気だすけ
よく分かんないけも、
将来、母がいなくなったらって考えると
なんか、せつないね。
必須です (まんぼ)
2017-05-10 06:49:50
どんなに愛しいことでも
忘れたいことと
同じように
消えてしまうのが
忘れてゆくのが
必須です
人間って
前に生きてゆく為に・・

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事