心の隅で まるくかがんで
愛を歌う あなたの声は
天使の声
なのに 私を 覚ます声は
大きすぎて 夢を破る
空気を 裂く
空気の裂け目から
朝日が昇る
現実が迫る
あなたは 遠ざかる
夢の中に棲む人だから
朝陽の中ではいきられない
あなたを
私は ポケットに入れて
仕事に向かう
ポケットの世界は
狭かろう
ポケットの暮らしは
切なかろう
夜になるのを待って
夢の世界が始まると
あなたは 生き生きと
愛の歌を 歌い始める
すると
幸せな眠りが
私を さらって行く
いつしか
夢の住人になる
幸せは 夢の中にある
イヌマキ
花言葉 慈愛、色あせぬ恋
大鋏だけでは痕が残るので、写真のようにきれいにはなりませんが・・。
「心の旅」が浮かんで来ました。
「君をポケットにつめこむ僕」は、「あなたをポケットに入れる私」よりはだいぶん若く感じますが・・。
大鋏で刈るのですね。 最近では電動バリカンみたいなもので 刈ってしまうのだと思っていました。
「心の旅」 青春ですね。
青春は あっという間に 過ぎ去りますから・・
大人になると 「あなたをポケットにいれる私」になってしまうので・・