上昇したくてプルプルしていた アップル Apple Inc. (AAPL)   



皆さん、こんにちは。

【お詫び】

 個別に詳しく紹介したことはなく、以前の記事の中で一言だけ保有銘柄が一番割合が多いとだけ言っていたんですが,今回決算が良く株価が上昇しはじめました。このサイトが開始された頃には、私の基準ではアップルは決算や評価は良くなかったのですが、株価が割安にはなく紹介が後手にまわり本当に申し訳ございません。

【Apple Inc.】 

   皆さんの中にも、アップル社の製品を使用している方がいると思うので説明は不要かもしれないですが、今や時価総額世界一のApple Inc.をご紹介します。

 今では、世界一有名な割安株などといわれていましたが、その始まりはスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックの二人で歩みだし、そのあとロン・ウェインが加わりスタートしました。
 初期はパソコン開発からはじまり、2005年にiPodで音楽業界に参戦、そしてiPhoneを販売までいたる(その間にMacやiPadなどもある)。

 ジョブズ氏の死後、CEOがティム・クック氏に代わり、今までのカリスマ的な経営からどちらかといえば株主寄りの経営にシフトしていることからグロース株的な人気がなくなり、株価が低値で取引されていた。

【上昇は仕方のないことだった】

 その不人気さとは、裏腹に財務状態は非常によく、キャッシュフローは潤沢で積極的に株主還元を行っていた。新型iPhoneの売れ行きも好調たったが、生産体制のゴタゴタや、新製品の出始めは宣伝や開発費によってコストが重なり利益を圧迫してしまうことがおこる。このような事で2016年最後の決算では、あまり業績がよくなかった(この決算を迎えても株価はほとんど下落しなかった)。

 しかし、製品は順調に売り上げを伸ばし、Apple Storeなどのソフト面でも売り上げ拡大をはかっており、他社が低価格で勝負し利益率を下げる中、その築き上げたブランド力で高価格路線を変えず高い利益率を維持したため、今回の決算の好材料が株価上昇につながった。

 ジョブズ氏が成長力の源だったが、それを抜きにしてブランド企業としてみてもとても素晴らしいい企業だ。今回の上昇はもう少し待ってほしかったのが本音だが、これだけ資金があり利益が出ている企業なので仕方がない。
 しかし、懸念材料もある本業以外にも少しずつ手を伸ばしており、本社も大きく建て直されそれが将来の利益圧迫につながらないか心配である。過去大手企業も余った利益で、買収などを繰り返し経営を圧迫した例はいくつもある。

 もし、このまま株価が急激に投機の対象にさらされれば、売らなければならない時が来るかもしれない。
先のことは読めないが、上がるにしても下がるにしてもチャンスはありそうだ。

本日は、お読みいただきありがとうございました。



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