これまで聴いたTED TALKの中で、自分に影響を与えてくれたものの一つに、The power of vulnerability '脆さの力' というものがあります。

 

 

このお話を見つけたのは数ヶ月前。実はもう4回は見返していて、オットに転送した唯一のTED TALKでもあります。

 

 

今回このお話を紹介しようと思ったのは、数日前に偶然見つけた長谷川潤さんのpodcast glenwood "HEART TO HEART"でこのお話を紹介していて、久しぶりにもう一度聴いてみたら、やっぱり素敵だったから。

 

 

気になる方はこちらから

20分のビデオです↓

The power of vulnerability

右下「…」から日本語字幕も表示できます

 

 

 

私にとっては、a new perspective on lifeを持つきっかけにもなったこのお話。

 

 

誰もが持っている vulnerability(傷つきやすさや脆さ) についてのお話ですが、聴いてから自分の中で何かが変わり、なぜだかフランス人との付き合いが楽になりました。

 

 

聴く人の状況や性格によって、adaptさせる状況も変わると思いますが、世の中にvulnerabilityを持ち合わせていない人なんていないと思うので、きっと多くの人の胸に、様々な形で響くのではないでしょうか。

 

 

 

このTED TALKの中で、胸に刺さる個所はたくさんありすぎて挙げきれないのですが、子育ての部分で印象に残った箇所があります。

 

 

Photo by Matt Hoffman on Unsplash

 

 

 

私たちの仕事は、赤ちゃんを胸に抱いて

"Look at her, she's perfect"

ということではなく、

"You know what? You're imperfect, and you're wired for struggle, but you are worthy of love and belonging."

ということです。

 

 

という部分。

 

日本はフランスに比べて、生きていく上でより完璧が求められる国だと思います。

 

全部完璧にこなせたらそれは素晴らしいけれど、ロボットではないから、人間失敗もすれば間違いもします。

 

「完璧って何だっけ?」状態のフランス生活では、それは日常茶飯事で当たり前事項なのに、日本では許され難い雰囲気が漂うことも少なくない。

 

 

「完璧じゃなくても、壁にぶつかっても、失敗しても、間違っても、私はあなたを愛しているし、あなたはいつも大切な家族なのよ。」

 

 

自分にもし子供がいたら、そう声をかけてあげたい。そんな風に育てられた子供は、どんな人間になるのだろう。

 

 

逆に、完璧でいなくては愛される価値がないと思ってしまった子供は、どんな風になるんだろう。

 

 

そんなことを考えたビデオでした。

 

 

長くなりました。

 

今日も素敵な1日を。