BMW純正フューエルクリーナーの効果が切れた?
こんばんは、みずきです。
以前、BMW純正フューエルクリーナーを使ったら、アイドリングストップ後にエンジン再始動するときの振動が明らかに減ったと書きました。
そして、その後このフューエルクリーナーが入った状態の燃料を使い果たし、給油しました。
そうしたら、なぜかアイドリングストップ後にエンジンが再始動する際の振動が、また以前のように大きくなったんです。
そして、燃費も悪くなってる気がする。
通勤時の燃費が1km/Lくらい悪くなっているんです。
もちろん、交通状況や気温などによっても燃費は変動するのでフューエルクリーナーの影響ではないかもしれないですが、燃費が悪くなっているのは確か。
しかもエンジン始動時の振動の大きさが元に戻ってしまったことを考えると、フューエルクリーナーの効果が切れた影響のような気がします。
以前フューエルクリーナーを使ったときにエンジン始動時の振動が減ったのが、エンジン内部がきれいになったことによるものだとすると、もう少しその効果が持続してもよさそうなものです。
しかし、実際はフューエルクリーナーが入った状態の燃料を使い果たして給油した途端、エンジン始動時の振動は元に戻り、燃費も悪くなっているんです。
このことから、エンジン始動時の振動が減ったのは、エンジン内部がきれいになったことによるものではなく、フューエルクリーナーが燃料中に含まれていることで、他の効果をもたらしたことによるものと考えられます。
だから、燃料中のフューエルクリーナーがなくなったことでエンジン始動時の振動も元に戻ったということだと思います。
だとするとフューエルクリーナーにはエンジン内部をきれいにする以外にもエンジン性能を向上させる効果があるということになります。
一つ思い当たるのが、BMW純正フューエルクリーナーにセタン価を向上させる成分が含まれているのではないかということ。
BMW純正のフューエルクリーナーに関する詳しい情報は見つからなかったので、他社のフューエルクリーナーの情報を見てみると、セタン価向上剤が含まれているものが結構ありました。
たとえばチューニングパーツで有名なHKSのダイレクトデポジットリムバーという商品の説明を見ると、「セタン価が約3ポイント向上」とあります。
↓HKSのダイレクトデポジットリムバー
また、PITWORKの F-Premium(ディーゼルエンジン用)という商品の説明にも「軽油のセタン価を向上させディーゼルノックや始動性を改善します」と書いてあります。
↓PITWORKの F-Premium
以上のことから推定するに、BMW純正のフューエルクリーナーにもセタン価を向上させる成分が入っていて、以前私がフューエルクリーナーを使ってエンジン始動時の振動が減ったと感じたのは、軽油のセタン価向上によるものだったのではないでしょうか。
だからフューエルクリーナーが入った(セタン価が向上した)軽油を使い果たし、新たに軽油を給油したことでその効果が失われたものと思われます。
もちろんBMW純正のフューエルクリーナーにエンジンをきれいにする効果がないと言っているのではありません。
今回の私の場合はもともとエンジンがそれほど汚れていなかったのかもしれません。
エンジン性能が落ちてきたからフューエルクリーナーを使ったわけではなく、中古車で購入したBMW320dツーリングなので、念のため使ってみたという程度でしたから。
以前の持ち主の方もしっかりメンテナンスされていたのかもしれません。
エンジンの性能が落ちるくらいエンジンが汚れてから使えば、フューエルクリーナーの効果はもう少し長期的に持続するのかもしれませんね。
検証してみたい気もしますが、そこまでエンジンが汚れるのを待つのも嫌だな~・・・
本日はずいぶん長文になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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