Dartmania Cafe

The more you invest, The more you become rich man.

スポンサーリンク

セミリタイアしたい人がインデックス投資に向かない2つの理由

dartmaniaです。

投資と一言でいってもその手法は実に様々です。

投資対象(株式、債券、インデックス、仮想通貨、ETF、REIT、FX等)の選定から投資手法(逆張り、順張り、積立、長期、短期等)の策定まで組み合せは何百にもなります。

私もせっせと投資をしているのですが、目標であるセミリタイアを考えるとどうしてもインデックス投資は向いていないんじゃないかと言う結論に至りました。

今回は、自分の考えの整理も含めセミリタイアしたい人にとってインデックス投資が向かない理由についてお話ししたいと思います。

(*投資目的は人それぞれでインデックス投資を否定する趣旨の内容ではありません。)

セミリタイアしたければ目的と手段を入れ違えてはいけない

自分が仕事をしなくても収入のある環境、私が最終的に求めている生活はそこにあります。

投資をしている目的も勿論ゴールがあるからで、ゴール無しには手段を選択する事は出来ません。

よく友人の話を聞いていると、投資自体に目的がありその先の潜在的な目的に気付いていない人が多いです。そこらへんの話はこの記事に詳しく書いています。 

この目的に合った手段を取っていない事は往々にしてあります。

ダイエットで例えると分かり易いでしょうか。ダイエットは手段であって本当の目的は「あの人に振り向いてもらいたい」といった別のところにあります。

TOEICで900点取りたいと言うのも目標かと言われるとはてなが付きます。本当の目標は海外市場が有利だから英語でビジネスをするためとか、可愛い外人と話したいかもしれません。

日本語を流暢に話せるのが目標の人っていないですよね。言語は手段にしかなりません。

投資するのが目的になってはいけない

先程言った事は投資にも当てはまります。もし投資するのが目的となるのであれば、市場や手法を選ぶのは難しくなるでしょう。

なぜなら投資が目的なら何に投資しても目的は達成されるからです。

目的のための一つの手段が投資なのです。

例えば、年金が不安だから定年を過ぎた後の足しにしたい人と、なるべく早くセミリタイアしたい人が同じ手法で同じリスクを取るでしょうか?

最近ブログ界隈では「インデックスが最強」とか「ETFほったらかしが無難」と言った趣旨の記事を見かけます。

勿論、間違ってはいませんし一つのあるべき答えになり得ます。

しかしそれを鵜呑みにする前に、自分は何のために投資をしているのか」を考えて欲しいです。

投資をする目的を考える事は、手段の選定にも大切だと言えます。

セミリタイア希望者がインデックス投資に向かない理由

少し前置きが長くなりましたが、ここから本題に移りたいと思います。何故インデックス投資はセミリタイアに向かないのでしょうか。

分散されすぎて市場平均の結果しか出せない

若くしてセミリタイアを目論んでいる人にとって、大きな利益を得る事が夢へ近づく一歩となります。

それなのにインデックスへと投資するというのは何を意味するのでしょか。一見良さそうにも見えますが、インデックス投資のメリットがデメリットになってしまうのです。

そもそもインデックス投資と言うのは特定の指標(日経平均やダウ平均、特定のセクター等)に連動して運用される投資信託の事を指します。

そのメリットは絶大で大きく分散されたポートフォリオを一つの商品を買付けるだけで達成出来てしまいます。

分散効果によりリスクも軽減されるため期待リターンも低くなります。

つまり莫大な財産が無い限り、しがないサラリーマンやOLがインデックス投資でセミリタイアする事は多くの時間が掛かってしまいます。

インデックス投資もリスク資産ですが、リスクプレミアムを大きく取って成功する方がセミリタイアへの道は早くなります。

弱小投資家がインデックス投資をするには安定した投資以外の収入源が必要

インデックス投資はとても地味です。地味ですがコツコツ資産形成する事は複利の効果で絶大な威力を発揮します。

その一方、常に他からの収入が必要となります。すぐにまとまった資金を得られるわけではないインデックスに投資すると言う事はこういう事です。

例えば仕事はまったりと続けて老後の資金作りのためと考えている人なら、良いかもしれません。

しかしセミリタイアしたい人は少し違う気がします。出来れば早いうちにリタイアしたいと考える人もいます。

そういった人がインデックスで早期セミミタイアを出来る可能性は、よりリスクを取っている人に比べると下がります。

つまり、給与収入や副業収入からの入金が絶対に必要になります。

労働者から資本家になるために

f:id:dartmania:20180702015112j:plain

資本家になるためには投資は避けて通れません。私は投資をする事で人生をより豊かに出来ると思っています。

それは、自分の時間を増やす事にも繋がります。若い内から投資をするに超した事はありません。

20代で投資を始めた方が良い理由 - Dartmania Cafe 

資本家への道は険しい

完全に資本家になるのは、普通の家庭に生まれてきた人には難易度が高い様に感じます。

自ら働いて得るお金ではなく、お金に働いてもらい得る収入にする事は一筋縄ではいきません。

仕事をしながら、投資をしていて一番感じるのはこの部分です。

こんな事をいっておきながら私の一番の収入源は会社からの給与であり、それを基に投資を行うからです。

しかし徐々にではありますが、労働者として得るお金を資本家として得るお金へと変えていっています

資本家への第一歩は選択と集中

労働者から資本家へと移行するためには、選択と集中が一つのカギになっていると思います。

これは私が尊敬する人の一人である、DaiGoさんも言っていました。

投資でいうなれば、少数の銘柄を選択し、集中投資すると言う事です。

オマハの賢人で有名なかのバフェットも、集中投資で富をなしています。

まとめ:投資の目的から手段を見つけよう

初めは何となく始めてみようで構いません。まず投資する事で見えてくる事もあります。

そしてセミリタイアしたいと本気で考えているなら、インデックス投資は向かないのではないかと思います。

それは、市場平均のリターンを生み出すインデックスでは、時間が掛かる上に投資収益以外の収入も必要だからです。

セミリタイアしたい人に限りませんが、投資をしようと思っている人、もしくはしている人は、今一度目的を考えてみるのも良いのではないでしょうか。