余り意識されてないことですが、
相場の展開を考える場合は価格と時間の
両面から考える癖を付けなければいけません。
しかし、ほとんどの人が価格だけで相場を
見ているような所があります。
ドル円は今後120円になると言う人は多いですが、
それが何時のことなのか? といったことを言及してなかったりします。
おそらく時間面を意識するといった考えがないのでしょう。
例えば現在、チャートシステムを開いてトレンドを見ている時も、
このトレンドは何処まで伸びるのか?(価格)
何時頃に終わるのか?(時間)
というよに両面から考える癖を付けましょう。
根拠があるのが一番良いのですが、なくたって良いのです。
最初は勘だけで考えておきましょう^^
大事なことは両面(価格と時間)から考える癖を付けておくことです。
FXはタイミング
チャートを開いてまず最初に確認することは
日足のチャートだと思います。
時間足の中ではやはり日足が中心軸でしょう。
しかし、トレンドは大きな時間足から小さな時間足へと波及するので、
日足だけを見るのではなく、必ず大きな時間足のトレンドを確認してから
小さな時間足を確認してトレンドの方向性と時間軸を考えます。
例えば、月足→週足→日足を確認し1週間以上のトレンドを考え、
日足→時間足を確認し1週間以内のトレンドを推測します。
FXはタイミングなので時間を意識することって結構、
大切なことなのですが、この場合、単に考えるのではなく、
出来ればチャートの時間足と共に考えると実用的になります。
例えば年末に124円程度まで上昇すると予測値が報道されたら、
週足で確認し、そのまま下位時間足のチャートを確認しておきます。
私の経験だと週足は4時間足との絡みと相性が良いと感じているので、
もしトレードするなら4時間足、もしくは更にその下位時間足の
30分足でタイミングを取ろうといったように考えます。
そうすることで時間感覚(タイミング)を具体性を持って養えるようになります。
なので、ニュースやレポートを見て価格が書いてあったらチャートで確認して、
その価格帯をチャートポイントにしたら、どの時間足でトレードした方が
ベストなのか考えるようにするとトレードに対する時間感覚が身に付きます。
複数の時間感覚を養うコツ
FXのチャートは複数時間足があって、それを整合性を保って
理解することは、特に最初の頃は、とても難しいです。
しかし、これはニュースを利用すると分かりやすくなります。
良くエコノミストの方々が、「今後のドル円は年末には124円まで
上昇するが、ここ最近のトランプ政権の政策が不透明なので
目先は109円台まで円高方面に振れる」といった事を言いますね。
この言葉をテクニカル的に翻訳すると複数時間足のことを
言ってたりすることが分かります。
まず年末単位でトレンドを見るなら上昇トレンドでトップは124円。
ここ最近の単位で考えるなら下降トレンドでボトムは109円。
チャートの時間足で具体的に把握すると、現在を軸にして
週足でトレードするなら124円を目安にロング。
日足か時間足でトレードするなら109円を目安にショート。
上昇トレンドは上がったり下がったりしながら上昇して行くので、
中長期でドル円相場は上昇トレンドだけどここ最近は
調整相場だなと言うことが分かります。
そしてそれは日足か時間足でトレードすることを考えているので、
おそらく1か月後辺りにボトムがやって来て下降トレンドが終了する
だろうと目星が付けれます。
このように時間足を使って具体的に相場の展開を考える癖を
付けておくと分析能力が向上します。
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