赤ちゃんは、なぜ何回も立ち上がって

 

歩こうと努力できるのか?

 

普通の大人でしたら、何百回も転んで失敗すれば

 

「俺には立って歩くのは無理!」というように

 

諦めてしまうのが普通です。

 

 

 

でも、立って歩く事を断念した赤ちゃんって

 

見たことないですよね?

 

人間の脳は、生まれた状態ではデフォルトとして

 

プラス思考になっているそうです。

 

だから、くじけずに歩こうという努力が続けられるのでしょう。

 

 

 

でも、人は大きくなるにつれて、

 

周りの声とか環境に影響され、

 

徐々にネガティブな思考が出てくるようです。

 

真っ新だった思考が、だんだん汚れてきて

 

「無理無理…」とささやき始めるのです。

 

 

 

 

 

私の親友の一人に、国際弁護士として

活躍している人がいるのですが、

その人は歩くWikipediaと呼ばれるほど

様々な事に対して知識を持ち、頭が良く

素晴らしい人なのですが、

驚くほど自分に自信を持っていません。


子供のころから、アメリカに住んでいたので、

学校の教育自体は「褒める教育」だったのですが、

彼の父親が、とても厳しい父親で、

少しでも出来ない事があると、思いっきり殴られたり

罵倒されたりしたそうです。

その影響か、自分に「自信」を持つことが出来ず、

彼の持つ素晴らしい才能を、発揮できていないように思えます。




また、私のコーチ仲間の一人は、家族に立派な方が

多くいたようで、昔から「私なんか…」が口癖だったようです。

この方も、私からしてみれば、全てを持ち合わせている

非の打ち所のない素晴らしい人なのですが、

なぜか自分に自信がもてずにいるようです。



このような人たちに共通して言える事は、

子供の頃に思いっきり褒められて育てられていない

という事ではないでしょうか?


私は小学校の殆どを中南米で過ごし、

そこでアメリカンスクールに通っていたのですが、

日本の学校から転校して最初に驚いたことは、

自分がやる事なす事全てを褒めてくれるのです。


最初は慣れない異国で、とても不安ではありましたが、

言葉も良くわからない状態でも、自分が褒めてもらっている

という事は、なんとなく分りましたので、

徐々にそれが自信となり、早い段階で

英語が喋れるようになりました。



その後、日本に帰国し中学校に入った時は悲惨でした。

当時、帰国子女が珍しかった時代ですので、

私が普通にしていても、一挙手一動作チェックされ、

それが少しでも日本に合わなかったら、

事細やかに注意されました。

親も、毎週のように学校に呼び出されていたようです。
(大人になってから知らされましたが…)


外国の褒め殺しのように褒めてくれる場所から、

全面否定され、人格までも問題視してしまうような

学校に急に移されたのですから、

私としても溜まったものじゃありませんでした。



幸いにも既にポジティブ思考が自分の中にベースとして

出来上がっていたのと、親が学校からのクレームを、

一気に受け止めて、私に伝えなかったおかげで

無駄にネガティブ思考に捕らわれることも無く、

未だに私は基本ポジティブ思考なのです。



何を言いたいかというと、「三つ子の魂百まで」という

ことわざがあり、意味としては、三歳までに形成された性格は

一生変わらないという意味なのですが、これはあながち間違いではなく

この期間に沢山褒めずに、出来ない事ばかりを

指摘して叱りつけてしまうと、せっかくデフォルトで

ポジティブ思考になっている赤ちゃんの脳が

ネガティブになってしまうという事です。



成功した人にネガティブ思考の人はいないと

言われているくらい、思考がプラスかマイナスかは

人生において大切な事です。

自分の子供にお金もかけずに出来る

素晴らしい事の一つは、「褒める事」じゃないかと

最近つくづく思っています。

 

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