育児と仕事と…時々家事と。

長男13歳、長女10歳、次男6歳と主人の5人家族です。仕事に育児に追われる中での出来事や感じたことを綴っていきます。

ひな祭りになると思い出す中学時代からの【一人ひな祭り】

朝の冷え込みが

随分と楽になったものです。

 

 

やはり3月になると空気が違いますね。

 

 

寒い、寒いと言えど

真冬のあの寒さとは違っています。

 

 

 

今週から花粉の季節に突入したようです。

 

これまで

花粉症とは無縁の生活だったのですが

 

昨日辺りから

どうも鼻がムズムズ、目がショボショボ…

 

鼻風邪なのか

まさか今年から花粉症デビューなのか。

 

 

ぜひ鼻風邪であって欲しいものです。

 

 

 

 

今日は桃の節句

 

ひな祭りですね。

 

 

我が家にも娘が一人おりますので

雛人形を飾って

ケーキを食べたりしてお祝いしました。

 

 

私の両親が買ってくれた

娘の雛人形

 

 

三段飾りで

片付けるときは

全部一箱に入ってしまうコンパクト型です。

 

 

全体にピンク系の淡い感じで

私がとても気に入って

買ってもらいました。

 

 

今年は

主人が雛壇を出して

長女が人形を全部飾りました。

 

 

去年までは

私が一人で飾っていました。

 

 

 

雛人形を出していると

実家にいた頃のひな祭りを思い出します。

 

 

 

 

私の実家は田舎で

家がとても広く

7段飾りのとても立派なお雛様でした。

 

 

幼少期から

両親がお雛様を出してくれるのが嬉しくて

よくお手伝いをしていました。

 

 

両親と一緒に

ワイワイ飾っていくのが楽しかったのです。

 

 

 

私が中学生になった頃

両親は苺の栽培を始めました。

 

 

仕事はとても忙しくなり

特に冬から春にかけては苺の最盛期。

 

それこそ

雛人形を出す時間もありませんでした。

 

 

ちょっと寂しいけど

私ももう中学生だし…

なんて諦めていたある日曜日の朝。

 

 

朝起きると

床の間に雛人形の箱が!

 

 

あっ!やっぱり今年も飾ってもらえるんだ。

 

 

そう思って

両親が苺畑から戻ってくるのを待っていました。

 

 

まもなく、母親が戻ってきて

忙しそうに一言。

 

 

 

 

「それ、飾っておいて。」

 

 

 

 

…えっ?!

……一人で?

 

 

 

 

雛壇の骨組みから

一人でどうにか組み立てて

 

赤い布を敷き

 

一段ずつ人形や小道具を飾っていく。

 

 

 

幼少期から手伝っていたせいで

悔しいほどに

全ての位置を把握しています。

 

 

その年から

実家を出るまで

私の【一人ひな祭り】は続きました。

 

 

 

年々手際も良くなり

最初は半日かかって飾っていたのが

最終的には小一時間もあれば飾れるようになりました。

 

 

家族はそれに関して

直接私には何も言いませんでしたが

陰では

「また今年も一人ひな祭りが始まった。」

と言っていたそうです。

 

 

 

 

 

……

そういえばあの時

姉は一体何をしていたんだろう。