なにゆうてんの?w

日本人たる矜持を持って!

いい忖度と悪い忖度考

2017-03-30 07:35:15 | 日記

忖度にはいい忖度と悪い忖度がある・・・・松井知事の言葉である。

なかなか奥が深いこの忖度について考えてみたww。

忖度の文字から意味するものは少しの心の具合とでも言えるのだろうか?

日本人は昔から時代劇が大、大、だあ~い好きだ。

なかでも水戸黄門とか、大岡越前とか、遠山の金さんとかの話は日本人の琴線に触れ、大いに共鳴するところがある。

黄門様はスーパーな家来を引き連れ全国を漫遊する。行き先々で不正な政治の犠牲となっている弱き困窮する庶民に出会う。それは善行を積む若者のであったり、美しい若い娘であったり。 

一方、国を治める代官は悪徳商人と結託して善行の領民から搾取を陰謀しているのだ。

代官の「越後屋、お主も悪よのうwww」と、常套の台詞である。これ、つまり悪い忖度なんだよね。

一方、黄門様は、旅の途中で若い娘に親切を受け、貧しい娘の家で心づくしのもてなしを受ける。娘や家族の親切は何も見返りを求めないよい忖度だ。黄門様一行は感激をしながらそのよい忖度を受け入れる。。

娘と家族に何か異常を感じた黄門様は弥七にその事情を調べさせると、なにやら悪い代官と商人の姿が浮かび上がる。

そこで、黄門様は悪い代官一味を自分の持っている権力を行使して打ち砕き、困窮していた娘一家を困難から助け出す・・・というわけだ。ことさら助けを求めてもいない庶民を助け出す・・・これはよい忖度によるもの。

黄門様は強い権力を行使して弱い立場の庶民を見返りを求めれること無く救い出す。日本人の美徳であるともいえる物語が展開されるのである。

 

今回の森友学園の騒動について考えてみても、昭恵夫人の存在は水戸黄門漫遊記における黄門様に重なる。ただ違うのは最終的な解決方法として権力を行使したよい忖度を行使しなかったところだ。

つまり、昭恵夫人の行為は日本人の美徳のひとつであり、曇ったところは全く、微塵も見つけることができない正しい忖度であったといえるのではなかろうか!!



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