【不動産ローンのあれこれ⑥。】 | 会計士ゆーたの不動産投資道。

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公認会計士/ファイナンシャルプランナーとして、不動産投資に関する話や周辺知識などを分かりやすく、また時々日常にも触れながら書いていきます!

こんにちは!いよいよ最終回ですね。
 
 
ここまで読んで戴ければ、
 
属性の部分の理解が
 
だいぶ深まるのではないかと思います!
 
 
頑張ってついてきてください!
 
(※ 前回の記事はこちらをご覧ください。)
 
 
<属性チェック項目>
①年収 
②勤務先 
③勤続年数
④金融事故の経歴
⑤現在のローン状況 ←今回ココ
⑥現在の財産状況 ←今回ココ
 

<⑤現在のローン状況>
意外と引っかかることがあるのがこれです。
 
 
「結婚式のためにカードローンをちょっと・・・。」
 
「車のローンの支払いがまだ終わってなくて・・・。」
 
 
といったケースですね。
 
 
例えば銀行が審査をした結果、
 
貸せる金額が4,000万円で
 
毎月返済額が11万円だったとします。
 
 
つまり言い換えると、
 
その人の収入から見て、
 
返済できる上限金額が毎月11万円だと
 
判断したということです。
 
 
そしてこの人が自動車ローンで毎月3万円
 
返済しているとしたらどうなるか???
 
 
なんとなく想像がつきますよね。
 
 
銀行としては、
 
毎月返済額が(11-3=)8万円までの
 
金額内でしか貸せなくなってしまうんです。
 
 
こうなると自動的に、
 
買える不動産の金額も下がっちゃいますよね。
 
 
なのでまとめると、
 
現在他のローンが残っている場合は、
 
①一旦返済して希望通りの不動産を購入する
 
②購入する不動産の金額を下げる
 
といった選択を迫られる可能性があるということです。
 
 
勿論、収入が十分にあるなら問題ないですよ!笑
 
 
<⑥現在の財産状況>
これはそこまで重要な話ではないです。
 
 
財産というのは、不動産や貯金といったもののことですが、
 
例えば貯金が0円の人と500万円の人だったら、
 
銀行としては貯金500万円の人の方が
 
お金を貸しやすくないですか?笑
 
 
「ちゃんとコツコツ貯めることができる人だ!!」
 
「浪費癖はなさそうだ!!!」
 
 
 
といったことがなんとなく想像できますよね。
 
 
融資の結果に影響を与えることは
 
あまりないですが、あるに越したことはない、
 
 
というイメージで覚えておいてもらえれば大丈夫です!
 
 
ちなみにもし他の不動産を既に持っている場合は、
 
その不動産を担保にすることで
 
お金を融資されやすくなったりはしますね。
 
 
以上が属性の話の全体像です。
 

本当は人物だけではなくて物件にも属性があるのですが、
 
こちらは機会があればお話ししますね!
 
 
ただ重要なのは明らかに人物の属性なので、
 
まず今日までの全6回に渡った内容を
 
しっかり知っておいてもらえればと思います。
 
 
お読み戴き有難うございました。
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