こんにちは!いよいよ最終回ですね。
ここまで読んで戴ければ、
属性の部分の理解が
だいぶ深まるのではないかと思います!
頑張ってついてきてください!
(※ 前回の記事はこちらをご覧ください。)
<属性チェック項目>
①年収
②勤務先
③勤続年数
④金融事故の経歴
⑤現在のローン状況 ←今回ココ
⑥現在の財産状況 ←今回ココ
<⑤現在のローン状況>
意外と引っかかることがあるのがこれです。
「結婚式のためにカードローンをちょっと・・・。」
「車のローンの支払いがまだ終わってなくて・・・。」
といったケースですね。
例えば銀行が審査をした結果、
貸せる金額が4,000万円で
毎月返済額が11万円だったとします。
つまり言い換えると、
その人の収入から見て、
返済できる上限金額が毎月11万円だと
判断したということです。
そしてこの人が自動車ローンで毎月3万円
返済しているとしたらどうなるか???
なんとなく想像がつきますよね。
銀行としては、
毎月返済額が(11-3=)8万円までの
金額内でしか貸せなくなってしまうんです。
こうなると自動的に、
買える不動産の金額も下がっちゃいますよね。
なのでまとめると、
現在他のローンが残っている場合は、
①一旦返済して希望通りの不動産を購入する
②購入する不動産の金額を下げる
といった選択を迫られる可能性があるということです。
勿論、収入が十分にあるなら問題ないですよ!笑
<⑥現在の財産状況>
これはそこまで重要な話ではないです。
財産というのは、不動産や貯金といったもののことですが、
例えば貯金が0円の人と500万円の人だったら、
銀行としては貯金500万円の人の方が
お金を貸しやすくないですか?笑
「ちゃんとコツコツ貯めることができる人だ!!」
「浪費癖はなさそうだ!!!」
といったことがなんとなく想像できますよね。
融資の結果に影響を与えることは
あまりないですが、あるに越したことはない、
というイメージで覚えておいてもらえれば大丈夫です!
ちなみにもし他の不動産を既に持っている場合は、
その不動産を担保にすることで
お金を融資されやすくなったりはしますね。
以上が属性の話の全体像です。
本当は人物だけではなくて物件にも属性があるのですが、
こちらは機会があればお話ししますね!
ただ重要なのは明らかに人物の属性なので、
まず今日までの全6回に渡った内容を
しっかり知っておいてもらえればと思います。
お読み戴き有難うございました。