この間のお菓子教室のプライベートレッスンは、マカロン作り。
2種類のマカロンを実際に生徒さんに作ってもらったのですが、チョコレートマカロンの生地が余って、
そのまま後片付けが終わるまで、2時間近く。
もう、絞り袋に残った生地を捨てて金口だけ洗おうと思った時に、ガナッシュクリームも余っているので、
一応、焼いてみることに。
使い捨ての絞り袋に入った生地が、まさかきちんとピエも立って、普通に焼けるとは思ってもみませんでした。
出来たのは、7つの円。そして焼いてみたら、普通に焼けたのでビックリ!
意外と許容範囲が広い~!!!
私はフレンチメレンゲで作るやり方ではなく、イタリアンメレンゲで作ります。こうすると、なんと、2種類のマカロン生地を焼いて、バタークリームも1種類出来るようにイタリアンメレンゲの配合をしてあるので、
すご~く便利。これをちょっと1.5倍に作れば、今度は十分にバタークリームも2種類ほど。
イタリアンメレンゲは、これも許容範囲が広く、マカロンコック(生地)を1回焼いて、その後に2回目の別の生地をまた混ぜて焼いてもきれいなピエが立つし、それでバタークリームも出来ちゃうのが、これまた便利。
もちろん、温度管理をして作るのが面倒なイタリアンメレンゲですが、私みたいなズボラだと1度にいくつもいろんなものが出来るのは、とてもありがたいこと☆
イタリアンメレンゲのバタークリームは、とっても美味しいです。甘さも控えめ。
このバタークリームを食べると、みんな驚きます。
だから、1度作って全部出来ちゃうのが理想~
焼いてから、少しオーブンに放置していたので、ちょっとマカロンコックは乾燥してしまいましたが、
きれいに出来ました。
そして、粉砂糖が足りなくて焼いた時。配合をかなり変えて、アーモンドパウダーを増やし、そして粉砂糖の代用品として、コーンスターチを使ってみました。
結果、普通にマカロンコックが焼けました。ちょっと、乾燥させるのにテクニックが要り、なんと60℃のオーブンで空焼きして、マカロンの上部を乾燥させたのです。自然乾燥だと、乾燥しにくく、これがきれいに焼けない原因になります。
これで、全然甘くないマカロンコックの出来上がり!へぇ~!目からウロコ。これ、いいと思います。
私は普通のマカロンが大の苦手。甘すぎて辟易。
自分のレシピも極限に砂糖の量を全体的に減らしているのですが、今回は粉砂糖が足りなくて苦肉の策が、
甘さ控えめのマカロンコックになったのでした☆
食べたら、すご~く美味しい。これって、素晴らしくない??
ただ、配合によって、これまた最悪の結果に。
今度は、コーンスターチの代わりにアロールート粉(葛粉みたいなもの)と、ピンク色を出すのに
量的に多めの赤ビーツ粉を使いました。
赤ビーツ粉は気をつけないといけないのは、かなり給水するのです。これが最悪の結果に。
焼けた時はきれいなマカロンコックが、オーブンから取り出して粗熱が取れたら、今度はシワシワに。
中はジクジクとした感じ。焼きあがった時は、かなり乾燥した印象だったのに…
それと、アロールートの組み合わせが悪かったのだと思います。葛粉って、柔らかく仕上がるし。
また、これから実験を。
マカロンの色素は、色が濃くて発色がきれいなほど、合成着色料をこれでもかっ!というほど入れる必要があります。それがいいのかどうかは、作る人とそれを好んで食べる人が決めればいいと思います。
このごろ、私は色的には自然に仕上がる色だけを使っています。
赤ビーツやラズベリー(赤紫からピンク)、ターメリック(黄色になる)、抹茶やココア。
今度は、マレーシアにいるので、パンダンリーフからグリーン色を作ろうと思っています。
それと、ブルーバタフライピーの青も出来るかしら???
こちらには、このブルーバタフライピーの青色のごはんが存在します!きれいなブルーなんです。
イタリアンメレンゲを作る時のシロップの色をこれらの植物の色をキープできれば、発色するかな!?って。
イタリアンメレンゲも、別に白いグラニュー糖を使わなくても出来るのです。私は、生徒さんにはちゃんと、まずはグラニュー糖からイタリアンメレンゲをつくってもらっていますが、自分用には、きび砂糖で。
ややベージュがかったメレンゲが出来ますが、それでOK!
ピンク色やグリーン(抹茶)も、きちんと発色します。そして、何よりも栄養価(ミネラルとカルシウム)が違う。
そこ、大事!とある程度、大人になると思えます☆
そういうわけで、私のマカロン作りは、少々マニアックですが、少しずつ砂糖を削ぎ落として、もっと自然派に。
自分が美味しいと思うものは、身体にも優しいはず。
ビーツカラーのピンク、また作ってみよう~♪
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コメント
コメント一覧 (10)
こんにちはぁ。
マカロン~~。
panipopoさんと言えばボンボンもそうですが、マカロンとも思ってしまいます。
いつも憧れの目で眺めているのですが、私はマカロンを焼いたことがないのです。
なので、今日の記事はきっと一度でもマカロンを焼いていれば、そうかそうかぁ、、と思うのだろうなぁ、、と思いました。
イタリアンメレンゲで作ったバタークリーム、美味しそうです~。
私はバタークリームが好きなんです。
panipopoさんのお菓子、また頂きたくなりました~。
このごろ、マカロンを作る機会があるので記事にしてみました^^
でも、普段は全然作ろうとも思わないんです^^;
お菓子作りの熱が冷めたわけではなく、なんとなく魔女ごっこで科学することが好きみたいです。いろんな実験して、あれでもないこれでもないと試行錯誤するのが☆
バタークリームは禁断の味わいですね!
私は、あまり食べないけれど、食べる時には喜んで♡
お雛様にケーキを作るのですが、それはバターをたくさん使います~!
ハードルが高過ぎるんだもん。
COSTCOで打ってるんだけど、ちょっと甘すぎるんだよね~。
ぱにちゃんのが食べたい!!
しきさいさいが、名前長いからさいさいに変えました!(笑)
マカロンは5年前に何度か作って挫折しました(^^;)
私には難しかったけど、まあるいフォルムが焼き上がったときの愛おしさと言ったら!!
先日はpanipopoさんの昔の記事に載ってたラムバナナのガレット焼きましたよ〜
クレームダマンドにきび砂糖使ったら、すごく優しい味で、きび砂糖などの茶色いお砂糖を使えるものはどんどん使っていこう!って思いました(^O^)
今日は仕事前に、和三盆のスノーボールを研究したんですが、粉だけとっても薄力粉、コーンスターチ、アーモンドプードル、米粉など配合さまざまで、どんな配合が1番自分のなかでベストな配合か悩み中です(でもこの悩んでる時間がたまなく楽しいです★)
ただ、太白ごま油より、やはりバターを使った方が風味豊かなのは再確認できました(笑)
ぱにぽぽさんに是非、きちんと伝授教してもらいたいですよぉーーー! 絶対、パンと一緒で科学の理論ですれば・・・毎回成功するんでしょうね。。。
アメリカのは何でも甘いもんね…
マカロンは、そういった意味で好きじゃない^m^
だから、砂糖をギリギリまで減らすことに頑張ってるよ。
お仕事、復帰されたんですね!
だんなさま、喜んでいることと思います^^
悩む時間が楽しいって、わかります!
成功すると、本当にうれしですよね♡
バターの風味には勝てませんが、ココナッツバターとタヒニの組み合わせは、なかなか素晴らしいです。今度はココナッツオイルとタヒニでクッキーを作ってみようと思います。
マカロン、作ってしまえば、冷凍出来るし、今回のも冷凍しました☆
ここまで来てくれたら、お教えします!爆笑
panipopoさん、たぶんどなかたか勘違いされてらっしゃいます(^^;)
私は独身のさいさいです(笑)(^^)v
そうそう!
過去記事のお雛様とお内裏様のスノーボール作ったんです!!
神レシピすぎます!
パクパク食べてしまいますね!
親戚にホワイトデー作って欲しいって頼まれてるので、このレシピお借りします(^O^)
おっちょこちょいが、こればかりはDNAなのか治りません。
おおお~! そんなレシピありましたよね^^;
これもレシピブログに載せよう~♡
教えてくださって、ありがとうございます!笑
あれは、桜のスノーボールが美味しいですよね。