みなさん、こんにちは!ご機嫌よろしゅうございます<m(__)m>

 

現代医学のウソの代表例のような「椎間板ヘルニア」ですが、まだまだ世の中の常識的にはヘルニアは腰痛の原因という認識なんですよね。

今回のヤクルト・川端選手のようなニュースを観ると、それを痛感します。

 

この「ヘルニアの呪い」を解き、「ヘルニアは痛みの原因にはならない」という当たり前のことを世の中の常識としていくためには、まだまだ時間がかかります。

しかし、こういった悲劇を減らし、なくしていくためには世の中の常識を変えていかなければなりません。

そのためにも、正しい情報を発信していきます。

 

 

ようやく? ヤクルト川端が手術を決断

08月17日 23:54

ようやく? ヤクルト川端が手術を決断

川端慎吾

 

 ヤクルトが17日、椎間板ヘルニアで二軍調整中の川端慎吾内野手(29)が手術を行うと発表した。川端チーフトレーナーは「細かいことは決まっていないですが、なるべく早くだと思います」。真中満監督(46)は「手術を受けると報告を受けました。どっちみち今季は(復帰は)無理ですから」と明かした。

 川端は今年2月のキャンプでヘルニアを発症。そこから一進一退の状態が続いていたとはいえ、この時期での手術決断にはチーム内からは「もう少し早く(手術)すれば今季中の復帰もできたかもしれないのに…」の声が上がった。2015年の優勝時に首位打者のタイトルを獲得した川端。チームは守備面でも打撃面でも川端の穴を埋めきれず、17日現在で5位と10ゲーム差の最下位に沈んでいるだけに…。恨み節が出るのも仕方がないか。

 

言いたいことはいろいろあるのですが…一つずつ、順を追ってツッコんでいきましょう。

 

まずタイトルから。

「ようやく?」という言葉を見た瞬間、日本のスポーツ界の現状にとても残念な気持ちにさせられます。

やはり「ヘルニアは手術しなければ治らない」という呪いに今もって縛られてしまっているのでしょう。

もっとも、メディアが手術を煽っているという可能性もありますが。

 

真中監督のコメントに「どっちみち今季は(復帰は)無理ですから」とありますが、一体何をもってして「今期中の復帰はムリ」と判断しているのでしょう?

復帰できるかどうかは川端選手の回復具合によって決まるはずです。それは川端選手にしか分かりません。何せ、腰の痛みを感じているのは川端選手なのですから。

 

よく、私たち治療家が患者さんに聞かれて一番困る質問があります。

それは「いつ治りますか?」という他人に依存した丸投げの質問です。

もちろん私も含め多くの先生が「だいたい〇〇頃には良くなると思いますよ」という風に答えますが、本音を言えばそんなものは分かりません。

というか、いつ治るかを決めるのは患者さん自身です。医者でも、私たち治療家でも、親でも友人でもありません。

 

塾や予備校の先生に「私、〇〇高校の偏差値にはいつ届きますか?」と聞いても、それは勉強の頑張り次第で変わりませんか?

大学や専門学校の就職担当の人に「この会社に入社できますか?」と聞いて、「絶対に入れる」と言われますか?

経験やデータなどからある程度の予測はできると思いますが、確実にこうだとは言えないと思います。

 

話を戻しますが、真中監督が「ムリ」と言ったのは結局は川端選手のことをきちんと観ずに医者の言うことを鵜呑みにした結果なのだと思います。

もちろん、そこには根本的に診断した医師…ひいては未だにレントゲンやMRIといった画像検査に頼り切り、構造的な問題にしか目がいかない現代医学の問題があります。

だから「川端選手の痛みがなぜ治らないのか⇒ヘルニアがあるからだ」といった短絡的なミスを現代医学は未だに繰り返しているのです。

 

ちなみに、ヘルニアに関してはMRI検査をしてみると、腰痛のない人にも76%にヘルニアが見つかるといった事実があります。

また9割のヘルニアが自然消滅することも分かっています。

そもそも神経には痛みを感じるセンサーが見つかっていないため、飛び出した髄核(椎間板)により圧迫を受けたところで痛みやしびれは感じません。

髄核は90%が水分でできていて、いわばゼリーやパンナコッタのようなもの。そんなもので果たして電気コードのような構造をしている神経を圧迫したり、傷つけたりできると思いますか?

 

こういったことは基礎医学の基礎中の基礎、医学教育の中でも一番最初に習うはずの内容です。

にも拘わらず、現代医学はこういった事実を無視し続け、無駄な手術をし続けているのです。

 

「もう少し早く手術すれば、今季中の復帰があったかもしれないのに」という声がチーム内から上がっているとのことで、現代医学の洗脳から解放されない限り、ヤクルトは「ヤ戦病院」と揶揄されるケガが絶えない現状は変わらないでしょう。

そしてそれは日本のプロ野球、ひいてはスポーツ界全体にも言えます。

 

こういった状況が早く変わるように、情報発信をしていこうと思います。

 

 

 

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