（株）ハウスメイトパートナーズは22日、「引っ越し時のトラブル経験」に関する調査結果を発表した。調査対象は、賃貸住宅での一人暮らし経験のある20～40歳代の男女。

　「退出時に失敗・トラブル（なりそうだった）経験があるか」では、42.6％が「ある」と回答。「敷金が戻ってこなかった」が31.0％、「入居したときからあった傷や汚れの修繕費を請求された」が26.8％など、経済的な負担に関する内容が上位を占めた。

　退出時に失敗・トラブル（になりそうだった）経験がある人に「経済的な負担があるか」を聞いたところ、27.2％が「敷金以上の経済的な負担を経験している」と回答。金額については、「5万円以上」と回答した割合が38.8%を占め、回答率の一番高い割合となった。

　また、退出時に失敗・トラブル（になりそうだった）経験がないと回答した人に「賃貸入居時、退出時に気を付けていること」を聞いたところ「退出や入居の連絡・相談は早めにする」が53.1％、「入居や退出の時に写真を撮る」が21.4％など、入居時からトラブルをなくすよう意識して行動していることが分かった。各々行なっている行動に対して過半数以上が「効果があった」と回答した。

当社は入居審査時に、国土交通省の原状回復ガイドラインに基づいて退去時の清算する旨を伝えます。また、契約書には一覧表で負担表を載せており、入居時の室内のチェックシートを同封した上で、気になるとこがあった場合は、入居してから1週間以内の日付の写真を撮っておくように伝えます。しかも退去時の連絡の際にも、改めて入居時と同じ説明をします。

入居者は、深くは考えずに住み、退居時に慌てるものなんです。だから、執拗に言うぐらいでちょうど良いと思います。

 
  
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