今回の夏旅行、次の滞在先。

湖畔のホテルを後にし、ボルザーノの郊外、Missianoにあるワイナリー古城ホテルへ。この辺りはワイン畑が多く点在し、小さな古城も沢山ありました。先ずは写真でホテルの紹介。

ホテルは右中央にある小さな古城で、その上の山頂にある古城跡もホテルの持ち物。

あちらこちらにソファーやチェアーが置いてあり、眼下に広がるワイン畑やボルザーノの街を見ながらリラックスすることが出来ます。

夜はこの場所が野外バーになり、ボルザーノの夜景をみながらドリンクを楽しめます。

野外プール。写真には写っていませんが、幼児用プールとジャグジーも有。勿論テニスコートも。

屋内プール。サウナゾーンもあります。

屋内の様子。

通路には、ここを訪れた有名人の写真が飾られていました。映画やドラマのロケにも使われたとのこと。

室内バー

室内レストラン。

テラス席。

私達の部屋に向かう途中にある踊り場。古城だけあり、内部は狭い迷路のようになっており、私達は部屋まで階段を三階分上がりましたが、階段が階毎に繋がっていないので迷いそうになりました。

 

私達の部屋のエリアの廊下。

各部屋にはテーマごとに名前が付いています。私達の18号室は、「シシーとフランツ」余りにも有名なオーストリア皇妃と皇帝の名前が付いたお部屋でした。(ここでは書きませんので、このお二人に興味のある方は調べてください。)

お部屋は、ロフト部分がついている2ベッドルームスタイル。

湧き水とチョコレートが添えてありました。グラスキャンドルも置いてあるところがロマンティックです。私達は使用しませんでしたが。

電話もクラシックです。ちゃんと使えますよ。

ロフト部分。このベットはザイルで吊られており、寝心地はとても良かったようです。

バスルーム。オリジナルのワインを使ったソープ・クリーム類等々。私の好みではありませんでしたが。

このお部屋はシャワーのみ。使用しませんでしたが専用サウナが付いていました。

この奥にトイレがあります。

オーナーが大型犬グレートデンを飼っていることもあり、犬もOKなホテルです。プールサイドの芝生にも連れて行けます。勿論躾されているのが前提ですが。カジュアルでも気負いなく宿泊できるホテルです。ただフレンドリーですがホテルフロントスタッフ達の段取りの悪いところが残念。食事もいまいち。とても良かったのは、ロケーションと野外プール、毎月曜日に宿泊客には無料で開催されるオリジナルワインテスティングツアー。

二泊したのですが、さてここで何をして過ごしたかというと、、、、

まず到着してすぐに、山の上の古城跡へハイキングに出かけました。近くにもう一つ古城跡があり、そちらも一緒に周るルートもあったのですが、それは坂を上がったり下ったりを繰り返す道だったので、私が全否定。ホテルから見える近い方の古城だけ行くことに。こちらの城はホテル所有のものらしく、ホテル敷地内のワイン畑の間を進んでそのまま登坂を登りきると到着です。

この岩の上に城が、、、、きつい坂道を20分程上がります。

着いたー!先ずは門がありそこを通り内部へ。こちらは無料で見学できます。

上まで登れる塔があるので、壊れかけの怖い木の階段を登って行きます。先ずは右の方から登り、途中で左へ移動します。

途中の窓から。

塔の上から見える景色は絶景でした。ホテルも上から見えます。

ボルザーノの街が一望。遠くにドルミテも。

古城内(といっても全て野外ですが)では、軽食も食べれます。野趣溢れる、中世風な郷土特産メニューです。

これで1人前のミックス盛り合わせ。見た目以上に量が多いので、数人で分けて食べることをお勧めします。特産シュペック(生ハムとベーコンの間)とチーズ。特産アップルジュースもこんなテラコッタの器で頂きます。

良い運動?をしたので、ホテルに戻った後はプールへ。私達は2泊の特別宿泊プラン(グルメ&ワイン)だったので、オリジナルスパークリングワイン、ジンジャーローズがサービスで付き、プールサイドに持ってきてもらいました。ローズの花びらが浮かせてありロマンティックな感じですが、これも私達には不要。飲みにくいので即撤収。新婚カップルには良いかもしれませんね。

夕食は、テラスで頂いていたのですが、突然のゲリラ雷雨。なかなかのスペクタクルな空模様でした。

どうしても稲妻光ったシーンが撮影できない!

こちらで生産されているBlauburgunderの赤を注文。夫は気に入っていましたが(チェックアウト時に購入してました)、私には普通。日曜日ディナーはグリルブッフェとなっており、前菜からデザート、チーズまで沢山ありましたが、味がいまいち。最終的に一番美味しかったのが、ラムチョップのグリルに、自分で岩塩とオリーブオイルだけかけたもの。ソースも何種類かありましたが、いまいち。グリルも目の前で好みに応じて、ブラックアンガスから仔牛、ソーセージ類、エビだの焼いてくれたのですが、前菜類食べて、そんなに食べることもできませんし。

 

翌日、麓に見えた可愛らしい村、San Paoroに行ってみることに。

可愛らしいですが、数件あるワインショップ以外は、これと言って見るところもなく、お隣の街、San Micheleに移動。

しかし、ここも見るべきところがなく、ふらふら歩いてジェラードだけ食べてホテルに戻りました。プールで泳いだり本読んだりを繰り返し、夕方からオーナー主催のワインツアーに。

先ずは、敷地内にある戦時中にナチスが坂の斜面に作った地下要塞へ。といっても現在はワイン製造所・セラーとして使用しているとの事。

しかし、一部の場所はこのように残されたものが展示されています。

オーナーからの説明はドイツ語で行われますが、別に頼めばスタッフによる英語でのツアーもあるようです。

従来の製法にこだわらず、新しいものを取り入れる姿勢など、オーナーのワインに対する情熱が伝わってきます。私はどうしても、一緒に付いて回っているグレートデンのシシー(名前)が気になって、話半分しか聞いていませんでしたが。お利巧で可愛すぎる! このコクーン型の貯蔵樽?はフランスの会社が開発したコンクリート製のもの。ここだけでなく、後でご紹介する洞窟内にも置かれていました。

見た目より広い要塞内でした。ここで、写真には撮っていませんが白と赤、二種類のワインをテスティングした後、一旦に出てワイン畑を見学。ワイン畑の端には、あちらこちらに薔薇の木が植えられていたのですが、それはブドウの木が病気になるのをいち早く教えてくれる&適切な作業時期を教えてくれる為にあるのだそう。成程。

今度は丘(山?)の中腹にある洞窟(人口だと思います)貯蔵ケーブを見学。ここが入口。写っているシシーは虎柄です。ちなみに体重80㎏!

洞窟内を進むと、、、

そこは、ロゼ・スパークリングワインの貯蔵庫になっています。

このボトルは、澱を取る為毎日1回転回すそうです、

暗くて分かり難いですが、通路の壁にはオーナーの知人が作成した、ワイン製造をモチーフにした巨大な鉄板オブジェがいくつも飾ってあります。こちらが出口にある最後の作品。

途中の横穴には、例のコクーン樽が。ライトアップされ、ちょっとSFチックです。

別の出口から外へ。

そこはブドウ畑がひろがっている丘の中腹。スタッフが待機しており、この洞窟で寝かされているロゼのテスティングを。

写真に沢山人が映り込んでしまったので、ご紹介できませんが、シシーと場所だけ。

私ともう1名のおばさんは、ワインの話は半分、シシーに夢中でいました。大きくて可愛いわ~

そして1時間半にわたるワインテスティングツアー終了。充実したとても良いものでした。これはお勧めできます!

最後にホテルに戻って、水を飲むシシー。丁度良い高さになっているところが凄い!やはり大きいです!

何だかワインツアーの話だか犬のシシーの話だか分からない展開になってしまいましたが、こちらのホテルに滞在する機会がありましたら、是非ワインツアーに参加すべきです!ワインだけでなく、歴史好きのひとにも楽しめるかも。

 

この日はお天気もよく、黄昏時から夜に移り行く景色を見ながらの夕食が楽しめました。

宿泊プランで、夕食に合わせたワインが出てきたのですが、前菜、一皿目、メインと3種類のワイン、私は味見程度で残りは夫が全て飲みました。ワインテスティングでも飲んでいるので、大丈夫か心配でしたが、全く元気。恐ろしいレバーです。

 

そして翌日、無事にスイスへの帰路につきました。

その時の写真はまた次回に!

 

 

 

 

 

 

 

 

関連記事

スイスNo.1チョコレート《casa nobile》

ホップの栽培、収穫!

二日続けてのお宅訪問

2018.08.01

ミニトマト収穫。

ドイツ・コンスタンツKonstanzの温泉プール。

コメント

コメントを返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください