先週の土曜日、友人と雨模様にも関わらず、いや雨模様だから外にあまりでないよう、スイス電車の旅をしてきました。

少し割引価格で買えたので、贅沢に(電車でおしゃべりがメインだから)1等車の一日スイス全土乗り放題チケットを購入。スイス観光局のページでは、ゴールデンパスラインというのが、チューリッヒから出発するのには一番近い、風光明媚な景色が続く路線らしい。。。出発点はルツェルンから始まり、インターラーケンを通って、モントルーまで。ドイツ語圏からフランス語圏まで縦横断です。

地図をよく見ると、ルツェルン州にあるHelgiswilも通るよう、、ここには前回の記事で書いたガラスメーカーGlasi Hergiswilがあります。ということで、途中下車し、見学とミュージアムにも行くことに決定。

チューリッヒから出発。2階席の方が景色が良いということで、2階席に行きましたが、誰もいない! 贅沢。

 

ガラス工場は湖のほとりに建っていて、お天気さえ良ければ、気持ち良い散歩や併設されているカフェなどで楽しめたのかもしれませんが、私たちは時間が押していたこともあり、まずはミュージアムへ。

写真は撮ってきませんでしたが、かなり面白かったです。ローシーズンの上、時間も早かったせいか、私たちだけで回れたのですが、ちょっとしたからくり屋敷。ガラスの歴史とグラス工場の歴史を歩きながら知ることができるのですが、真っ暗な中、アナウンスと光の案内で次のステージに進むという形式で、途中なんども驚かされました。言語は英語・ドイツ語・フランス語から選べます。一人っきりだったら、お化け屋敷なみの怖さかも。逆に人が多かったらどうするのだろうか?ちょっと待って順番に入場なのか??

ミュージアムの終点は、工場見学になります。

思わず見入っちゃいますね。

過去に製造されたガラスたちが保存されている場所。医療や実験関係のガラス製品も飾られています。

写真には撮っていませんが、ガラスラビリンスやガラスについて学べたり遊べたりする場所もありました。子供たちを連れて行っても楽しいと思います。勿論、ガラス製品を購入できる素敵なお店もありましたが、旅の途中、それも初っ端から割れ物を買うようなことはできないので見るだけでお終い。 次回は天気の良い日に、遊びに来たいと思います。チューリッヒから1時間ちょっと、直ぐに来れる場所です。

さて、ゴールデンパスラインのパノラマ車に載っているのに、残念ながら、全行程車窓からは、雨模様で景色が見えない。。。全く意味のないパノラマウインドウ。

この路線は、湖とその向こうに見える山々、町などを通り過ぎるのです。晴れていたら、さぞかし綺麗なことでしょう。

さて、お昼ご飯は軽食を食堂車で食べることに。

スイス・ドイツではおなじみのジャンクフード、「カリーヴルスト」甘いカレーソースのかかったソーセージです。ケチャップにカレー味付けたようなソースです。それにコカ・コーラって、本当にジャンクフード。お天気が悪いせいか、標高が上がったせいか、ちょっと頭痛がしたのでコーラーを飲んでみました。噂では頭痛に聞くとのこと。多分、プラシーボ効果かもですが。

途中、ゴールデンパスラインは乗り換えでモントルーに行くのですが、お天気が悪くてあまり意味ないと思った私たちは、待ち時間なしに直ぐ乗れる違う路線の電車に乗り、ローザンヌを目指すことにしました。

ゴールデンパスラインとは違いますが、フランス語圏に入るとこのようなブドウ畑が広がる景色が窓から見えました。

冬だから、寒々しいですね。

降りる予定だった、モントルーも通り過ぎ、ローザンヌに到着。

天気が悪い上、坂が多いので、ちょっとぶらぶら歩きしたのち、適当なところで夕食を食べて、チューリッヒへ。

帰りは特急なので、2時間ちょっとで戻れました。

帰りの電車の中も殆ど人がいないので、快適。1等車というのは、やっぱりいーなーという感想。今まで、スイスは2等でも十分座席が広く快適なので1等に乗ろうだなんて考えてもみませんでしたが、やはり違いがこうゆうところにあるんだなってよくわかりました。たまにはこうゆう贅沢もいいかもしれません。

 

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