2016年武豊騎手の牡馬クラシックのパートナーはエアスピネル

武豊騎手はエアスピネルの母エアメサイアの全12戦に騎乗しているだけでなく、武豊騎手の思い入れの強い馬の1頭。

そのエアメサイアの仔だけに、武豊騎手が全レース騎乗して欲しいと思っていたが、札幌記念でルメール騎手に乗り替わり。

もうエアスピネルに武豊騎手は騎乗しないかもしれないと思っていた。

けれどエアスピエルはこの秋、富士SからマイルCSに武豊騎手で向かうことになるらしい。

武豊騎手とエアスピネルのコンビ復活。

武豊ファンとしては嬉しいニュースだと思う。

 

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武豊騎手とエアスピネルのコンビ復活

「オーナーとも相談して、札幌記念の結果から、天皇賞・秋よりマイルCSの方が結果を出しやすいのではということになった」

 

という笹田調教師のコメント。

古馬になったエアスピネルは京都金杯を皮切りにマイル路線を転戦。

マイル路線から一転して前走は武豊騎手からルメール騎手に乗り替わり、札幌記念に出走。

札幌記念に出走したことにより秋は天皇賞秋を目指すと思っていたが、再びマイル路線に戻り富士ステークスからマイルCSを目指すらしい。

 

札幌記念のエアスピエル

外国人騎手

スタミナが足りない!距離が長いと思う。

 

札幌記念に出走したエアスピネルは今ひとつ伸びきれず5着。

「3番手でリラックスしていたんだけど、4コーナーでの反応が遅かった。一生懸命走ってくれたんだけど、スタミナかな。距離が長いと思う」

 

札幌記念に騎乗したC・ルメール騎手は「スタミナ不足・距離が長い」とのコメント。

再び中距離に戻ったエアスピネルはどうなるか楽しみだったが、ルメール騎手のコメント通りやはり中距離でも今ひつつ弾けない。

けれどマイルCSはエアスピネルに最もチャンスがありそうなG1のように思える。

マイルCSに出走することになったのは大歓迎だが、再びエアスピネルが武豊騎手に戻るのはどうゆう経緯なんだろうか?

 

考えられる理由

  • 天皇賞秋でキタサンブラックと被る
  • 武豊騎手が先約を優先
  • 現状打破のため

 

エアスピネルが天皇賞秋を目指すとしたらキタサンブラックと被ることになり武豊騎手は騎乗できない。

そこで札幌記念では他の騎手に騎乗依頼を出したという可能性。

次に、武豊騎手は小倉三冠馬(小倉大賞典、北九州記念、小倉記念)のメイショウカイドウの誘導場の引退式に出るため、早くから北九州記念のダイアナヘイローの騎乗依頼を受けていたかもしれない。

まさかエアスピネルが札幌記念に出走するとは思っていなかった可能性もある。

最後に現状を打破するために鞍上を代え、新味を出したかった可能性もある。

エアスピネルはマイル路線に進んみ京都金杯では勝利したものの、相変わらず善戦はするが今ひとつ勝ちきれない。

新味を出すためにルメール騎手に鞍上を変えた可能性もある。

乗り替わった理由はわからないが、エアスピネルは札幌記念でも伸びきれず5着。

一方、同日にダイアナヘイローに騎乗した武豊騎手は北九州記念を制覇。

明暗がくっきり分かれたように思える。

やはりエアスピネルは武豊騎手が知り尽くしているし、武豊騎手でマイルCSを見たいと思う。

 

エアスピネルのG1制覇の可能性

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例年なら3冠馬

 

という声も上がっていた2016年のエアスピネル。

確かに朝日杯までは相当強い馬だと思っていた。

けれど3歳になり、一瞬「おお!?」と思える見せ場は作るものの善戦止まり。

どうも勝ちきれない。

けれどエアスピネルは京都競馬場では(2・1・1・0)。

さらに京都1600では(2・1・0・0)と100%連対している。

そして関西圏以外のレースでは(0・0・2・4)で連対なし。

また、面白いことにエアスピネルの母エアメサイアも唯一のG1勝利となった秋華賞は京都競馬場。

そして全4勝の内3勝を挙げるほど京都競馬場を得意としていた(3・1・0・1)。

エアスピネルがG1に勝つとしたら、マイルCSしかないように思える。

エアスピネルのデイリー杯の勝ち方が凄すぎたために「マイルなら最強!」という声が強かったが、デイリー杯は京都1600。

やはり京都ならエアスピネルはパフォーマンスが違うのかもしれない。

 

エアスピネルに見たドラマ

成績は安定はしているものの、エアスピネルがそれほど競馬ファンから注目を浴びる成績とは思えない。

やはり母エアメサイアの仔に武豊騎手が騎乗していることが大きいと思う。

エアメサイアは全12戦に武豊騎手が騎乗して、オークスではクビ差でシーザリオに敗戦。

そして秋は桜花賞・NHKマイルCを制したラインクラフトとの一騎打ち。

ライバルにも恵まれ、成績以上に濃い競走生活だったと思う。

そのエアメサイアの仔のエアスピネルは鞍上に武豊騎手を迎え、母エアメサイアの命日にデビュー勝ち。

そして朝日杯では母エアメサイアのライバルシーザリオの仔リオンディーズと2強対決。

結果は母の時と同じくシーザリオの仔リオンディーズが勝利し、朝日杯制覇。

けれど武豊騎手の全G1制覇がかかっていたこともあるが、武豊騎手が仕掛けて先頭に並びかけた時の大歓声を忘れることはできない。

マイルCSでエアスピネルが馬なりで先頭に並びかけたところで大歓声が上がり、エアスピネルそのまま押し切ってゴール板を1番に駆け抜けるとことを期待したいと思う。